【ジョンのキリスト教舌禍事件による排斥運動@アメリカ】
さて、このシリーズもいよいよ最終回になりました。1966年の夏に
行われたアメリカ公演の模様をご紹介しましょう。
公演期間は前年と同様およそ半月でしたが、4万人~5万人を収容
できるスタジアムや競馬場などを利用したため、ビートルズのツアー
の中で最高収入をこのツアーはもたらしました。
このツアーは、ビートルズ・サイドの不安の中で、始まりました。
ツアー直前に、問題視されたジョンによる「舌禍事件」の風評が全米
各地に広まり、「ビートルズ排斥運動」が勃発したからです。某地方
ラジオ局のDJが、群衆を扇動するかのごとく率先してビートルズの
写真やレコードを焼却する「ショッキングな映像」がテレビを通して
紹介され、「ビートルズの人気もこれまで」と思われました。
しかし、ふたを開けてみれば、このツアーも従来と同様に熱狂した
ファンで会場はうずまり、「30分と少しのショー」は大きな混乱も
なく、進んだのです。そして、1966年 8月29日にサンフランシスコの
キャンドルスティック・パークで、彼らの結果的に最後となる公演が
行われました。
【TIME】
1966.08.12~1966.08.29
【PLACE】
08.12 :Chicago
08.13 :Detroit
08.14 :Cleaveland
08.15 :Washington DC
08.16 :Philadelphia
08.17 :Tronto
08.18 :Boston
08.19 :Memphis
08.21 :Cincinnati
08.21 :St. Louis
08.23 :New York City
08.25 :Seatle
08.28 :Los Angeles
08.29 :San Francisco
【PROGRAMS】
01 ROCK AND ROLL MUSIC
02 SHE'S A WOMAN
03 IF I NEEDED SOMEONE
04 DAY TRIPPER
05 BABY'S IN BLACK
06 I FEEL FINE
07 YESTERDAY
08 I WANNA BE YOUR MAN
09 NOWHERE MAN
10 PAPERBACK WRITER
11 I'M DOWN or LONG TALL SALLY
【INSTRUMENTS】
JOHN :Epiphone ES-230TD
PAUL :Höfner 500/1'63
GEORGE:Epiphone ES-230TD
Rickenbacker 360-12
RINGO :Ludwig
最後の公演となったキャンドルスティック・パークの演奏の模様は
以下の記事にてご紹介させていただきました。映像ではありませんが
興味のある方は、お聴きください。
#1:ROCK AND ROLL MUSIC ~ SHE'S A WOMAN ~ IF I NEEDED SOMEONE
#2:DAY TRIPPER ~ BABY'S IN BLACK ~ I FEEL FINE
#3:YESTERDAY ~ I WANNA BE YOUR MAN ~ NOWHERE MAN
#4:PAPERBACK WRITER ~ LONG TALL SALLY
It's all over.
I can stop pretending to be a Beatle now.
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つきだしにニンニクをあげたのがでるところ。
あはは。
僕も年に何回かいってるなあ。
1966年 大事なターニングポイントでしたね。
最初のコメントにはちょっとびっくりしました。
画像と何か関係があるのかと・・・。
野毛の街は居心地がよいですね。
1966年はビートルズのなかでも好きな年です。
By George Harrison 1966
「もういつになったらiTunesでビートルズを聴けるのかと聞かれなくていいんだ。」
By Ringo Starr 2010
I cannot stop talking about war or battle.
By John Lennon 2010.11.23