【写真:ピヤシリ越林道最高点付近からの遠望 2011年08月30日11時12分撮影】
ピヤシリ越林道については、以前「神門の滝遭難事件」とともに、
この記事で取り上げた。
昨年は、名寄市側の林道の入口で通行止表示のため泣く泣く走行を
断念した経緯がある。今年はどうだったのだろか。
宗谷本線の日進駅に林道の入口がある。道道 939号線を東進すると
右側にピヤシリ・シャンツェが見えてきた。
ピヤシリ・シャンツェ
ジャンプ台をやり過ごすと、ほどなく「なよろ温泉サンピラー」に
到着する。ここからダートが始まる。通行止の表示はない。どうやら
今年は通行できそうだ。いよいよピヤシリ林道である。
ピヤシリ越林道の始まり
緑のトンネルを進みながら、道は少しづつ高度を上げていく。ほぼ
迷うこともなく、やがて三叉路に到達する。
緑のトンネルのよう・・・
三叉路
三叉道を直進すれば、国道 239号線の中名寄付近に通じる。当然の
ことながら左折する。ここからの区間は「ピヤシリ観光道路」と命名
されている。いかにも林道とは似つかわしくないネーミングだ。舗装
区間とダート区間が交互に登場する。路面の状態が比較的よいので、
ついつい速度をあげがちであるが、注意して走行してほしい。それは
何メートルかの間隔で水路を通す「継ぎ目」があるからである。
「ピヤシリ観光道路」区間
上り坂を終えるころ、やや広い場所に到達する。ピヤシリ山頂への
分岐点だ。ピヤシリ山頂へは徒歩で向かう。今回は、はっきりしない
空模様だったので、山頂行きはパスする。
ピヤシリ山頂への分岐点
ピヤシリ山頂へは徒歩で
さらに直進すると、左側に素晴らしい眺望が展開する。車を停めて
遠方を確認すると、はるか下方にさきほど目の前で見た「ピヤシリ・
シャンツェ」が視界に入ってきた。
ピヤシリ越林道最高点付近
モチベーションをさらにあげながら、ピヤシリ林道をさらに進む。
ほんの数分後に、行く手を阻む「モノ」が登場すると誰が思ったこと
であろうか。そいつは突然現れた。
通行止
むなしい「通行止」のオブジェたち
「通り抜けできません」
「ここでか~」。行政のなせる業なのか。ひょっとすると、通行止
表示があった場所は名寄市と雄武町の境界なのだろうか。ともかくも
「関所破り」をしてまでも先へ進むわけにはいかない。以前にも同じ
ことがあったが・・・。残念、今来た道を引き返す。
フルフル引き返さなくとも、あの三叉道を左折(つまり国道 239号
に出る道へ進む)すれば、林道を抜けて到達しようとしていた下川町
にいち早く行ける。そう思いながら林道を下り、あの三叉路を左折。
しかし、ほどなく・・・。
通行止
またも「通行止」のオブジェたち
「こんなことってあるんですね♪」ということをしみじみと感じな
がら、ピヤシリ・シャンツェまで引き返したとさ。
【北海道】ピヤシリ越林道(通り抜けできず)
■走行日 :2011年08月30日
10:20~12:20
■天候 :曇り
■気温 :17℃
■通行回数:3回目(ピヤシリ山頂分岐~雄武町境界)
■ひとこと:やはり眺望最高!
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いやぁ。
レンタカーの底はガシガシ擦るわですごい道でした。
>下川から
これって、道道60号線幌内越峠付近から入る
奥幌内本流林道経由のことですか?
この方向で迷わずに一発で通り抜けできたとずれば
大賞賛です。