らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1562.はみだし・ビートルズ 「ポールの構想」

2010-02-14 | 12.THE BEATLES
 1967年 2月にリリースされた‘Penny Lane’は、実在の場所である
「ペニー・レイン」をポールが郷愁の地として、そのまま取り上げて
います。この構想をポールはずっと温めていたようで、1965年11月の
インタビューで彼はこのようにコメントしています。


 『ビートルズ・ファン・クラブ』(1965年11月号)

 ポールは、ビートルズが温めていたアイディアのうち、まだ曲
 や脚本として完成していないものがあると、プレスに語ってい
 る。「イエス・キリストが普通の人間として地球上に復活する
 というストーリーを考えているんだ。でも、この案をミュージ
 カルとして完成させるだけの時間は、今のところ取れそうもな
 いな。ビートルズの解散後じゃないと無理かなって、諦めてい
 るんだ」。「それから、ボクらの故郷リヴァプールについての
 曲も書きたいと前から思っているんだよ。ペニー・レインや、
 ドッカーズ・アンブレラなんて、いい響きだろう。でも、そう
 いう地名を全部入れて曲を書いてみたら、すごくわざとらしい
 感じになってね。それで諦めたんだよ!」。



 この作りかけて諦めた断片・・・って、いったいどんな曲だったの
でしょうか。聴いてみたいですね。
 


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2 Comments

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両者の関連性 (らば~そうる)
2010-02-20 23:25:23
to:mensurazoirriさん

ポールのコメントとジョンの舌禍事件。
数字的には1年の隔たりなのですが
両者が各々1965年11月と1966年 3月のことなので
関連性については微妙なところですね。
返信する
ボツになった企画伝説 (mensurazoirri)
2010-02-15 23:18:25
今回取り上げられた話は初耳でした。
新鮮です。

これはイエス・キリストについてはジョンの舌禍事件よりも
1年ほど早い段階での話なのですね。
これをアルバムの形で発表するのか、映画の形で発表するのか、
果たしてどんなイメージだったのか…。


ところでボツになった企画で今でも個人的に興味があるのは、
ビートルズ3作目の映画が西部劇調の内容で企画中である旨を
シングル「エリナーリグビー/イエロー・サブマリン」のライナーで
読んだことです。

あれは単なる飛ばし記事だったのかな~(悩)

返信する

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