晩秋ですね・・・
この時期になると温泉が恋しくなります。
温泉重視となると、やはりオシャレなデザイナーズ宿より
私は和の旅館に泊まりたくなります。
今回は友人に誘われて奥飛騨温泉郷へ行ってきました。
飛騨路へ行くには「飛騨時路フリーきっぷ」がおすすめ。
http://railway.jr-central.co.jp/tickets/hida/
名古屋から下呂や高山はもちろん、「君の名は」のロケ地で有名になった飛騨古川まで
3日間乗り放題。それに濃飛バス乗車券①白川郷コース②奥飛騨コースが付いて
1人なら12,140円、2人で買えば1人9,155円、3人で買えば8,160円と、と~てもお得です!
奥飛騨には平湯温泉、栃尾温泉、新平湯温泉、新保高温泉、福地温泉と5ヶ所の温泉地がありますが
今回は福地温泉に泊まりました。
平湯温泉の「もずも」も、とても気になってはいるのですが・・・
どなたか行かれた方、感想をお聞きしたいなぁ~
福地温泉には11の宿があります。
人気なのは「かつらぎの郷」「長座」「ひだ路」「草円」でしょうか。
「かつらぎの郷」は数年前に泊まった事があるので、今回は「草円」と「長座」と迷いましたが
一休のタイムセールで「長座」が1泊2食15000円だったので、長座にしました。
まさに晩秋・・・古民家を移築した古い建物が、まわりの風景にとても溶け込んでいます。
今回は細かい説明は省き写真を中心にしますね。
長座の第一印象は・・・暗い!!
どこへ行っても、暗い・・・
チェックインの少し前に到着してしまったんですが
玄関は真っ暗で、呼び掛けても誰も出てこない。
「ここの宿、やってるの?」と友人と2人、不安になるほどでした。
大声で「すみません~~ん」と、何度も叫んでやっと女将?さんらしき人が
出てきたのですが、と~っても不愛想で。。。。(-_-;)
荷物を預け、おトイレを借りたのですが
そのトイレまで行く廊下も電気も付けてなくて真っ暗で、お化け屋敷の中を歩くようでした。
節約なのかわかりませんが、もうあと10分20分でチェックインの時間なんですから
せめて玄関とロビーぐらいは明るくしといて欲しかった。
写真では明るく見えますが、実際はこの半分ぐらいの暗さ。
雑誌が置いてあっても、読むのに苦労するほどでした。
長座もお部屋のランクがありますが、この部屋は一番スタンダード。
一番安い部屋になります。
でも目的が「温泉」なので、2人だし、これで十分でした。
数年前までは携帯の電波も悪かったそうですが、今は館内WiFiあり。
大浴場です。
趣がありますね。
ここ「秘湯を守る会」から脱退したそうです。
左が熱め、右がぬるめ。
しかし、この時はなぜか両方ぬるく「風邪ひいちゃうわ~」とみなさん文句タラタラでした。
寒くて身体や髪を洗っていられないんです。
それとタオル類は置いていないので、お風呂に行くたびに
部屋のタオルを毎回毎回持っていくのが面倒でした。
タオルもすぐに乾かないし、冷たいし・・・
内湯の奥には、露天風呂。
とても広いです。
貸切風呂が3つ。入口にランプ表示があり、赤だと使用中、青は空いているサイン。
部屋の鍵に付いているカードキーを差すと自動ドアが開きます。
24時間入れて100%源泉かけ流し。
そして宿から歩いて数分のところにある、外湯。「かわらの湯」
少し距離があるので、夜1人で歩くのは少し怖そうですが
とても雰囲気のいい湯船です。
ここもどちらかというと、ぬるめでしたね。
朝食も夕食も、囲炉裏端の個室で。
なかなかこういう雰囲気で食べる機会は少ないので、いいですね~~
一気に写真を載せました。
正直ちょっとがっかりのお宿でした。
「長座」って福地温泉でも1位か2位にあがるぐらいの人気宿で
宿泊料金も2万超え。
もう少し期待していたのですが・・・
チェックインの時から、暗い、誰も出てこない・・・で
テンションが落ちてしまったのでなおさらかもしれませんが
ウエルカムドリンクも囲炉裏の横にあったようですが
一切説明もなく帰る時に気付いたし
女将さん?も無表情で笑顔がなく
予約確認の電話の時に、バス停までのお迎えがある事も教えてもらえずで
結構な距離をバス停から宿へ向かって歩いていたら
「かつらぎの郷」の方が通り掛かり、車をわざわざ停めて
長座まで乗せてって下さったんですよー
有り難かったです。
食事はまぁまぁでしたが、一番メインの温泉がぬるかったのは致命的。
金額的にも場所的にも、至れり尽くせりの宿ではない事ぐらいわかっていますが
基本的な部分はやはり大切かと思います。
「きれいに着飾るよりも、田舎ならではの、ありのままの姿で場所的にも
おもてなしを大切にしています」とパンフレットには書いてありましたが
「おもてなし」の部分がすこ~し足りない気がしました。
ただこれは・・・あくまでもこの時の私個人の感想なので、あしからず。
やっぱり「草円」にすれば良かった・・・と思ったのは
福地温泉の3ヶ所のお宿の湯めぐりをしたからです。
その3ヶ所の宿の温泉の写真は次に紹介しますね。