奥飛騨温泉郷にも湯めぐり手形があるようですが
福地温泉には福地温泉だけの「のくとまり入湯手形」があります。
6枚つづりで600円。福地温泉の12の宿で使えます。
ただし福地温泉の宿泊客しか利用できません。
なので宿の浴衣を着ていく事が決まりになっています。
宿によって枚数が違います。6枚必要なのは「長座」だけ。
5枚は「かつらぎの郷」「孫九郎」
4枚は「ひだ路」3枚は「草円」「故郷」など8宿
私達は2冊買って(1200円)孫九郎(5枚)ひだ路(4枚)草円(3枚)の
露天風呂に入ってきました。
ここは福地温泉にある「舎湯」
ここの足湯は誰でも利用できますが、人がいたところを見た事がない。
こんな綺麗な施設なのにもったいない。
<立ち寄り湯 ①孫九郎>
長座のすぐ前にある「孫九郎」
玄関が一番大きく立派だったので、中も期待したのですが・・・
中はわりと新しく、福地温泉の古民家のひなびた雰囲気はまったくなく、普通~の旅館のよう。
しかし、露天風呂はとても広々~~
露天風呂の雰囲気、大きさ、広さ、眺望、泉質は3つのお宿の中で一番でした。
福地温泉の中で乳白色のお湯は、珍しいのでは?
湯温も少し熱めで、寒い季節にちょうどいい湯加減でした。
ここなら500円でも安いぐらいです。
<立ち寄り湯 ②ひだ路>
「かつらぎの郷」の前にあります。
門から玄関までのアプローチ・・・・ここは他と比べると高級感がありました。
実はここだけの話、私の知り合いで昔不倫をしていたMちゃんから
当時、既婚者の彼と「ひだ路」に泊まり、雪の降る中2人で露天風呂に入ったという
当時の私としてはかなり刺激的な話を聞いていたので
この宿を見てそれを思い出し、色々と妄想してしまった・・・私なのでした。
今から思えば、親子ほど年の離れた彼だったから
こんな高級宿?に泊まる事が出来たんだろうなぁ~
入ってすぐのホール。
囲炉裏があるのは他の宿と同じですが、明るく広く、開放感あり。
長座の暗~~い囲炉裏のお部屋とは大違い。
Mちゃんも彼とここでチェックインしたんだろうなぁ~
ここはやはり少し宿泊料金が高いせいか、いろいろと館内もおしゃれな?感じでした。
ラウンジにも雑誌が置いてあったり、フリードリンクが置いてあったり
古民家のしつらえですが、居心地良さそう。
Mちゃんも彼とここで、お茶したのかなぁ~それともお部屋でおこもり?
客室は見てませんが、各お部屋に露天風呂があるそうです。
古さをうまく残しつつ、居心地の良い空間が作られている・・・そんな宿でした。
そっか、Mちゃんが入ったのはお部屋の露天風呂だったのね。
ここの露天風呂はどんな感じかと期待感でいっぱいでしたが
意外に狭く、特徴もなく、ちょっと残念でした。
ここは女湯なので、Mちゃん1人で入ったのかなぁー
・・・・すみません、Mちゃんがらみのネタばかりで。(^_^;)
<立ち寄り湯 ③草円>
私が長座と迷った「草円」
ここだけメイン通りに面していないので「知る人ぞ知る」感じでしょうか。
孫九郎の裏手の道沿いにあり、細い道を入っていかなければ見つけられません。
知らなければ目に触れません。
でも「家庭画報」や「婦人画報」で紹介されていたので
人気のお宿には間違いないでしょう。
宿までの小道も、旅館の建物も
秋色の風景に溶け込んでとってもいい感じでした。
入口はこんな感じ。 背の高い人はご用心。
ロビー。ほど良い広さでこじんまりと、まとまっています。
お風呂までが結構遠いんです。
奥飛騨は雪が多いので、こういう工夫がされているんでしょうね。
草円のお風呂は景色も良く、広さもほど良く、湯温も熱め。
草円には他にも数か所お風呂があるそうですが、手形で利用できるお風呂はここ1か所だけ。
川沿いにある「森の湯」がとても評判がいいそうですが、宿泊者限定。
でも3枚(300円)でこんな温泉に入れるなんて大満足です。
長座は6枚・・・ここの2倍の枚数が必要ですから。
この「湯めぐり」はとても楽しかったです。
にも関わらず、あまり知られていないようで
長座の露天風呂に入りながら、数人の方とおしゃべりしたのですが
「他の旅館のお風呂に入れるんですか!」
「そんな手形があるなら私達も利用したかった」と
皆さん残念がられていたので、もっと宿も目に付くところに手形を置くとか
チェックインの時にアピールすればいいのにね。
帰りに高山を少し散策しました。
「古い町並み」一帯は中国人観光客だらけ。
JR高山駅が建て直して新しくなっていたのでビックリしました。
高山からバスで1時間ほどかかる「奥飛騨」まで足を延ばす外国人さんは
さすがに少なそうですが、それでもチラホラ見かけました。
草円に泊まっている中国人カップルさんもいました。
帰りのワイドビュー飛騨に乗り込む時に、国民性を感じた出来事がありました。
白人さんの10人ほどのグループがいて、私達と同じ車両に乗る為に並んでいたので
私達はその10人の列の後ろに並びました。(1車両にドアが1つだけ)
しかし皆さんすご~く大きなスーツケースを1人1個づつ持っていて
重すぎるのか、大きすぎるのか、乗るのにとても時間が掛かり
おしゃべりしながら音楽を聴きながらのんびり・・・
「まもなく発車します」のアナウンスが流れましたが
日本語が分からないからか、慌てる素振りもなく
まだ半分しか乗り込んでいなくて、私達はその後ろに並んでいるので
電車が発車してしまうんではないかと気が気でなく。。。。
結局駅員さんが飛んできて、「早く乗ってくださーい!!!」と必死で手伝い。
外人さんって慌てないんですね。(日本人がせっかちなのか?)
おまけに乗ってからも通路でおしゃべり。
私達はその奥の席だったので、おしゃべりしていないで
まず席に付いて私達を先に通して~~と、顏でアピール。
やっとの事で席に座れました。
名古屋で降りる時は、また同じ目に遭いたくないので
私達は早々と席を立ち、ドアの前で待機。
まあ、これも経験の1つとして、インプットしときます。
簡単にささ~~っと載せましたが
最後まで見て下さってありがとうございます。
結果、露天風呂の記事より不倫の話が印象に残っちゃったかしら?笑