でこのブログ☆私好みの宿日記

MUNI京都(再訪) 京都府

 
前回宿泊してとても良かったMUNI京都に
再訪してきました。
最近こちらのホテル、お値打ちなプランがよく出ていて
価格高騰の京都の高級ホテルの中ではありがたい存在です。
 
 
前回の時は、お高過ぎて
夕食でアランデュカスのフレンチを
いただくことは諦め、夜は外食しましたが
今回一休で2食付きで4万円台という
当初からしたら破格のお値打ちプランを見つけたので
後先考えずポチってしまいました。
 
今、京都のホテルは驚くほど宿泊料金が高くなっていて
フォーシーズンズもリッツもパ―クハイアットも
三井京都もシックスセンシズも手が出ません。
以前は毎年のようにフォーシーズンズ京都で2部屋取って
孫たちと一緒に泊まっていましたが
今、そんな事したら30万近く掛かってしまう!
あの素敵なプールはもう2度とはいれない~涙
 
コロナは嫌ですが、ホテル料金に限っては
コロナの頃に戻りたいですねー苦笑
 
 
前回はコロナ渦だったので、カフェもパティスリーも
閉鎖されていましたが、今回は、どちらも営業していて
一般のお客様がちらほらいらっしゃいました。
 
それにしても
MUNIのお隣にある%マークの「アラビカ珈琲」の繁盛していること!
まだ下の写真は朝なので、列が短いですが昼間は長蛇の列です。
ガードマンまで居て、朝から夕方まで行列が途切れる事がありません。
中には添乗員さんが外国人のツアー客を大勢連れてきて
全員がここで珈琲を購入。
初の京都ブランドの珈琲なので海外の方は
一度味わってみたいのかしらん。
 
 
そしてみなさん渡月橋をバックに%のカップを持って
写真を撮るというお決まりのコース。
(自分も撮ったんか~い?!苦笑)
 
 
さてさてMUNIですが、今回もお天気に恵まれ
満足いく滞在になりました。
 
お部屋は前回と同じ1階。
お部屋の前が、緑と水の流れる水盤になっていて
とても気持ちの良い空間なんです!
絶対こちらのお部屋をお勧めします~~

 
この時お部屋まで案内して下さったスタッフの方が
「僕もこの1階のお部屋が一番好きで
母を泊まらせてあげました」と。
お母さまさぞ喜ばれた事でしょう~☆

 
今回、ホテルに1時に着いてしまい
荷物だけ預けて嵐山観光で時間をつぶそうかと思っていましたが
「もうお部屋の準備が出来ています」とおっしゃって下さったので
遠慮なく、お部屋へ入らせていただきました。
 
ちなみに嵐山、激込みです!
竹林の道など人が多すぎて歩けないほどです。
行かれる方は覚悟してお出かけ下さいね。(脅し)

 
やっぱりこのお部屋の雰囲気
好きだなぁ~~
 
 
ウエルカムスイーツは前回とほぼ同じ内容。
冷蔵庫内はアルコール以外はフリーなので
アランミリアと一緒にいただきました。



前と違っていたのは夕方5時からのカクテルタイム。
前回は何杯でもお代わり自由でしたが
今回はお1人様1杯のみ。
物価高なのでしょうがないのかな。
 
 
さて今回一番楽しみにしていたアランデュカスのディナー。
エレベーターで地下1階へ。
赤がとても映えますねー

 
店内は広くもなく狭くもなくほどよい空間。
地下なのでもっと暗いかと思いましたが
前のコンクリートの壁の間に空間があり
空が抜けているので、日の長い今の時期は
十分明るく感じました。

 
 
さてさて、肝心のお料理ですが・・・
同じフレンチでもひらまつのソレとは全く違う内容で
フレンチの巨匠アランデュカス監修だと
同じフレンチでもこうも違うのか!と驚くほど
見た目もお味もまったく別物でした。
 
 
前菜、見た目もとても個性的ですが
お味はさらに個性的で
もちろん美味しいのですが
口に入れても「はて???」の世界。← NHKの朝ドラ!?
どんな食材が使われているのかも未知。
 
さっき説明されたじゃん!
右から聞いて、左に抜けた。



 
お料理が提供されると、別のスタッフの方が
ソースをあとから注いで下さいます。
料理すべてがそのスタイル。
そのソースの味もとても変わっていて
見た目の先入観で味を予想すると
すべて裏切られるパターン。
香辛料を使ったスパイシーなものが多く
全体的に味は濃いめ。

こちらはボタンエビ。ソースは海藻のコンソメ。

 
ズッキーニの詰め物にかかったソースは
ブラックオリーブを使ったソース。
 
 
のどぐろにかかったこのグリーンピースのソースは山椒風味。
ソースが主張し過ぎて、肝心のお魚を楽しめない感じ。

 
お肉にかかったこちらのソースも
牛タンやなまこが使われたとても不思議な
そして濃いお味でした。



デザートもしかり!
いろいろな食材が合わさった複雑な味。不思議な食感。
 
何度も言いますが・・・
美味しいのですが
あまりにも不思議なテイストが続くと
「もう少し普通でいいんですけど」と
庶民の私は思ってしまいました。(^^;)
 
パンはどれもと~っても美味しかった。
料理に応じてそれに合うパンを提供してくださいます。
ワインのペアリングみたいな感じ。
 
 
アランデュカスのフレンチは日本人向けではないのか
日本に媚びて、日本人が好む味に変えたりしないのか
それとも私が味音痴なのか??
 
興味のある方は、ぜひお試しあれ。
 
 
デザートに出されたチョコレート
帰りにお土産で1箱ずついただけました。
1階のショップで売っています。

 
お客様は私達を入れて3組のみ。
皆さん外食されてるのかな。
もしかして、あまりにも敷居が高過ぎて
来店客が少ないので
宿泊料金を下げてもこちらを利用して欲しいのか・・と
ちょっと思ってしまいました。

 
〇〇億円もするシャガールの絵。



店内に飾られていた食器はアランデュカスさんの私物だそうです。
 

朝食はMUNIテラスで。
館内あまり他の宿泊客と顔を合わせる事がなかったので
空いているのかと思いきや、時間と共にどんどんいらっしゃって
最後にはほぼ満席。
ほとんどが外国の方。(白人さん)
日本人らしき人は私達以外1組だけ。
注文も英語が飛び交い、まるで海外に来たようでした。


 
朝食は前回と内容は変わらず美味しくいただきました。
ただパンがデニッシュ系が多くて
せっかく美味しいジャムが4種類もあったので
普通のトーストもいただきたかったな。
ちなみに食べ残したパンは、可愛い小袋に入れて
持たせて下さいます。



 
京都の1泊朝食付きで10万近いラグジュアリーホテルに泊まるぐらいなら
2食付きで5万以下のMUNIに泊まった方が
はるかにコスパは良いと思いました。
(あのアランデュカスのフレンチも食べられますし!?)
 
家で飲む水はタダだけど
スーパーで買う水は100円。
コンビニで買うと150円。
これがホテルになると1000円になって
今回アランデュカスで出された水は1700円もしました。
 
同じ「水」でも場所によって価格が違う。
場所代、手間代、提供の仕方、人件費などが加わるから
それは当然の事…
 
最近の1泊10万以上もするラグジュアリーホテル
内容的に、サービス的に
その価格に見合っているんでしょうかねぇ~
 



MUNIの近くをお散歩中に見つけてあじさい。



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