でこのブログ☆私好みの宿日記

星野リゾート奥入瀬渓流ホテル 1 青森県

「2つの星野リゾートに泊まるツアー」

2泊目は「奥入瀬渓流ホテル」です。

最初に泊まった「青森屋」からは50キロ程度なので

雪道でなければ1時間以内で着いてしまう距離。

日本には現在「特別名勝地」が12ヶ所ありますが

その中でさらに「天然記念物」に定められているのは

「奥入瀬渓流」「上高地」「黒部渓谷」の3ヶ所のみ。

その奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のホテル。

「奥入瀬渓流ホテル」といえばこの写真!!

よく雑誌やWeb上で見られた方が多いと思います。

高さ8.5M、重さ5トン

「森の神話」という岡本太郎の作品。

最初、私は、ここがロビーだと思っていたのですが

ロビーは別にあり、ここはラウンジでした。

このラウンジは宿泊しなくても

お茶を楽しむ事ができます。

ちなみにこのラウンジはりんごを使った

スイーツが人気で、それ目的の外来者が後を絶たないとか。

外は雪、中は暖炉・・・と~っても絵になる空間でした。

外観はこんな山小屋風な感じ。

フロントです。

広いロビーです。

オブジェが森の神話と似ていますが

こちらは「河神」という名前で

岡本太郎氏の遺作だそうで

完成前に岡本氏が亡くなってしまったので

お弟子さんたちが完成させたという

貴重な作品なんだとか。

「青森屋」が動なら

「奥入瀬」は静でしょうか。

雪の景色をバックに

岡本太郎の作品をじっくり眺めて

アートに浸りながら

雪の露天風呂を楽しみながら

館内でゆったり過ごす・・・

そんな感じの宿でした。

・・・と言いつつ

それでは物足りない方の為に

ここのお宿はアクティビティデスクがあり

「奥入瀬ランプ制作体験」 ↓

「こけ玉作り体験」 ↓

「氷爆ライトアップツアー」

「八甲田山樹見学シャトルバス」

「スノーシューハイキング」

「冬の奥入瀬渓流ガイドツアー」

「氷爆スノーシューツアー」などなど

無料、有料

冬でもいろいろ楽しめる企画が満載。

冬だから、寒いから、雪だから・・・ではなく

それを楽しむツアーがた~くさん用意されているので

ぜひ利用してみて下さいね。

さて・・・お部屋はというと

ツアーなので一番スタンダードな部屋だと思いますが

やはりリノベ感が強いです。

和も洋も混ぜ混ぜな感じ。

広さは青森屋より広かったですね。

マッサージ器もありました。

古さを隠しつつ、一応モダンな感じ?に

リノベーションしてありました。

星野や系列の宿って

この、ごろんとできるソファ

どこでもありますね。

これを見ただけで「星のや」って分かります。

茶菓子や珈琲、緑茶など

一般的なものは設置されています。

ちょっと話題が宿から離れますが

今回お世話になったバスガイドさんから聞いた

印象に残った話しを2,3紹介しますね。

青森県は津軽と南部と2つに分かれていて

仲が悪い?んだそうです。(歴史上の理由で)

今回利用したバス会社は津軽にある会社。

ある年の甲子園出場を掛けた青森県の決勝戦が

津軽にある「青森山田高校」と

南部にある「??高校」(名前忘れた)

青森山田高校が優勝すれば

ガイドさんのバス会社には何十台と甲子園行きの

バスの依頼が入り、会社も潤う。

南部の高校が勝てば、南部のバス会社が潤う。

もうそれこそ会社をあげて応援しました・・・と。

結局・・・

青森山田高校は敗北。

予約はすべてキャンセル。

潤ったのは南部のバス会社のみ。

南部に負けた悔しさもあり

社長はもちろん、職員すべてガックリだったとか。

なので青森県民は、甲子園の決勝戦より

県代表を決める決勝戦の方が

熱くなるそうです。

特に津軽と南部の対戦の時は・笑

もう1つ・・・

ある時、ロシア人の団体さんを乗せて

青森観光をした時、1日目は青森県内の観光地をまわり

翌日は秋田県へ、3日目は岩手県を

観光に行く予定だったのが

もう自然ばかりでどこ見ても同じだから

2日目も3日目も観光はもういいので

イオンに行きたいと言われ

結局、2日間とも青森のイオンで買い物のみ。

確かに東北は自然がメインの観光地ばかりで

派手さもないですから、しかたがないですが

ガイドの私はと~ても楽だった・・・そうです・笑

もう1つ・・・

関西の有名な進学校の修学旅行のお供をした時

東大に何人も入る賢い生徒が多い学校なので

間違った事を案内説明してはいけないと

ガイド全員で予習をして臨んだそうです。

当日、青森空港までお迎えに行くと

A組担当の(私達の)ガイドさんが一番年配で(50代ぐらい?)

ガイドさんを見たとたん生徒たちが

「あ・・・ハズレ」と言ってるのが聴こえてきたそうです。

それを聞いた担任の先生が「そんな事言うもんじゃない!

3日間ぐらい我慢しろ」と言ったとか~~笑笑笑

私の年代になると若いガイドさんより

年季の入ったガイドさんの方が

こういう普段なかなか聞けない面白い話しが

聞けて楽しいんですけどね。

 

他にも、青森県民は男女とも寿命が

全国ワースト1位の「短命県」とか

青森のハッピードラッグの社長さんが

青森県に20億円も寄付した話しとか

 

青森県といえば「りんご」と

石川さゆりの「津軽海峡冬景色」を

歌いたくなる・・・ぐらいしか

思い浮かばなかった私が

ずいぶん青森県の知識が増えました。(≧▽≦)

青森バンザイです。笑

コメント一覧

でこ
アリスさんへ
奥入瀬は夏も秋もとってもイイらしいから
季節を変えて再訪したいと思ったよ。
いよいよ蟹ツアー行くのね。
北陸は寒いから厚着必須よ。
しっかり食べてきてねーーー
でこ
なおよへ
このホテルもいろんなカテゴリーの部屋があるみたいだから
なおよの時とは違うのかもしれないね。
多分冬は閑散期だから同じツアー料金でも
部屋がグレードアップされてるのかも。

そうそう!
夏はその渓流沿いの散策がイイらしいねぇー
朝食も外のテラスで食べられると書いてあった!
食事もと~っても良かったし
ここは季節を変えてぜひ再訪したいわ。

北海道が同じバスガイドさんだったとは!笑
同じ旅行社のツアーだと
同じバス会社を使ってるだろうから
そういう事もありえるだろうねー

クラブツーリズムも阪急交通社も
ツアーの最後にバスの中でアンケートを
書かせるじゃんね。
私、この時とばかり、しっかり書いちゃうがね。
良かった事より悪かった事を・苦笑

アリス
でこさん、こんばんわ~
めちゃかっこいいホテルだね~
アートだわ~こういう雰囲気いいね~

お部屋で雪景色みながら、まったりするのも
いいよね!
奥入瀬にあるんだ。私が一回だけの東北旅行は
大阪から夜行列車で青森に行って、最初に奥入瀬渓流を
歩いたよ。秋だったしすごく良かったわ。

それ以来行ってないからなあ~
東北とか北海道とか、また行きたいわ。
こういうツアーもガイドさんの話聞けて楽しいよね。

来週行く、蟹ツアーのガイドさんも楽しい人だと
いいなあ~
Naoyo
奥入瀬渓流ホテルも青森屋同様、良くなってる感じ
部屋はこんなカラフルじゃなかった気がするよ
旦那がマッサージチェア付きをメッチャ羨ましがってる(^▽^;)
暖炉と雪の画はやっぱり素敵ね!!サマになる
夏にこの外へ出て、渓流沿いの散策も素晴らしいよ
まさにマイナスイオンたっぷりの緑、緑。緑

食事も良かったんじゃない?

ガイドさんは私もオバちゃんガイドさんが好き
話題満載で、色々ツボを押さえたベテラントークが楽しいよね
バスでずっと寝てる人もいるけど、私的には「もったいない」

去年の夏に道央へ行ったときのオバちゃんガイドも面白かったんだけど
彼女が「夏の道央もいいけど、北海道民としては冬の道東よ~オススメは!」
と、添乗員さんと声を揃えて言うので、、、

行きましたがな、その冬道東へ!!
例のストーブ列車スルメ焼き酒盛り

そしたら、帯広から乗った観光バスのガイドさんが、
なんと「夏のお嬢さん」ならぬ「夏のオバハン」(*´▽`*)
ガイドさんも、私を覚えててくれて感動の再会だったわ
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