京都の夏と言えば「川床」・・・
鴨川の「納涼床」や、貴船や高雄の「川床」が有名ですね。
京都に行った事はあっても、川床経験をされた方は少ないかもしれませんね。
コメントで、貴船の質問があったので、紹介しますね。
前の京都編にも書きましたが、京都には叔母がいるので、貴船には数回行きました。
貴船は京都市内ですが、少し郊外なので、気温が数度低く夏でも涼しく感じます。
祇園四条から数分歩き、京阪電車の出町柳駅から、比叡電車で
貴船口まで(約30分)行く方法が一般的ですが
出町柳まで出るのが面倒だし、私は高齢の両親が一緒だったりするので
京都駅からそのまま地下鉄で終点の「国際会館」で降り
そこからタクシーで行くことが多かったです。
貴船口駅から、貴船まで歩くと少し距離があるので
タクシーならそのお店のまん前で下ろしてもらえるので楽です。
電車が止まると、ここから大勢の人が降りてきます。
電車の方が車窓からの風情が楽しめるようですよ。
でも、ここからお店の並んでいる貴船神社辺りまで結構歩かなければいけません。
お店によっては、この駅まで送迎してくれるようです。
駅を過ぎ、しばらく細い道を歩くと、両側に川床の店が並んでいます。
だいたいどこの店で食べても同じような料理で、同じような川床ですが
値段の差は、店の綺麗さ、料理の内容や品数・・・以外に
席がついたてで区切ってあったり、スペースに余裕を持たせてあったり
どの席も川に近い席だったり・・・です。
一般的なお店だと(それでも8000円以上しますが)
広めの川床の中に、結構くっつきくっつきで座らされ、隣の会話も普通に聞こえちゃいます。
特に床の真ん中の席になって しまうと、川から遠く(・・・と言ってもしれてますが)
直接川の水を触ったり、足を入れたり・・・そんな事も出来ないので
もし希望が言えたら、予約時に端の席にしてもらった方がいいですね。
ちなみに「ひろや」さんが貴船の中で一番高級店です・・・多分。
ひろやさんは、こんな感じに ↓ (HPより)
スペースが広く、つい立てで区切ってあるのでプライベート感は保たれます。
鮎の塩焼きも、下のもう1つの写真と比べてみて下さい。
置き方や飾りが全然違うでしょ?
塩を川に見立ててあるんですよねぇ。
叔母のお財布だったので行けたけど、自分なら絶対行けません。
「ひろ文」
「貴船荘」
このお店の前に「貴船ギャラリー」があって
お茶が飲めたりお土産が買えたりします。
「右源太」
ここはよく川床ツアーに組み込まれいるので知ってる人が多いのでは。。。
通りは・・・「ひろや」から始まって「右源太」が一番奥です。
鴨川の床と違って、貴船は川からほんの数センチ上に床が作ってあるので
手で川の水に触れられるし、マイナスイオンたっぷりで、本当に涼しく感じます。
川の音がBGMで、足を入れて涼むとそれはそれは気持ちいいですよ!
写真を見ると分かりますが、端っこの席はいいけれど
真ん中の席だとちょっとイマイチです。
料理はだいたいどこでも昼は1万円前後。
料理内容からするとかなりのぼったくり料金?!
席料が料金の大部分を占めていると思います。
まあ、これも風情の味わい代だと思えば、高くないのかも?
ただ5,6月は安い料金設定もあるので、ねらい目です。
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川魚の刺身とか、鮎の塩焼きとか、そうめんとか・・・せいぜい少量の天ぷら。
さっぱりした淡白な料理ばかりなので、ガッツり食べたい人は
帰りにマックに寄って下さい・笑。
いや、ちょっと雰囲気を味わえばいいや・・・って人は
1200円ぐらいの流しそうめん
それでも夏のピーク時は長蛇の列です。
流しそうめんでは利が薄いからか、やってるお店とやってないお店がありました。
お店によって川床の広さや形が違います。
道を歩きながら川の上から、いろんなお店の川床が見られるので
「今度はここにしよう~」とチェックするのも楽しいかも。
貴船神社
この写真、誰でも1度は見た事があるのでは・・・
貴船神社の有名な「水占い」
みんながおみくじを水に浮かべて浮き上がってくる文字を読んでました。
少しお高めですが、一度は京都の川床、経験してみてはいかがでしょうか。
最近は観光バスで行く「京都川床ツアー」もあるみたいですし・・・
自分でわざわざお店を予約して、不便な貴船まで行く事を考えたら
バスで連れてってくれるんですから、お手軽かも。
☆おまけ☆
四条の橋から撮った、鴨川の床です。
鴨川沿いにアベックが均等間隔に座っているの見ると、いつも笑えます。
あっ!娘いわく「アベック」は今では死語らしいので
「カップル」に訂正しておきますね。(^_^;)