久しぶりに泊まりで温泉に行ってきました。
箱根にオープンしてまだ1年の新しい宿「円かの杜」
出発した時の名古屋は晴れて暖かったのですが、箱根はまだ雪が路肩に残っていて
箱根神社をお参りした時には雪がチラホラ降り出し・・・とても寒かったです。
強羅の細い道をクネクネ上がって行くと、やっと見つけた宿の看板。
その先に門がありアプローチがあり・・・と思いきや、看板の横はリゾートマンション。
ええ??お宿はどこ???と不安になりながら、その先へ続く細い道を進んでいくと、建物が。。
ここでスタッフの方が待機されていて、やっとここなんだ~と分かりました。
駐車場で車を停め、右側に見える小さな入口へ・・・この黒っぽい建物なんだと思います?
エレベーター棟なんです。
ここでエレベーターに乗って2階へ。
エレベーターを降りるとこんな小さな橋があり、そこを渡るとやっと宿の玄関が現れます。
宿側から見た写真です。右があのエレベータの建物。
水車があります。寒く水が凍ってました。
外から見た感じはフツーの鉄筋の建物に、ベランダ側を木で装飾した感じ?
ややテンション下がりつつ中に入ると・・・
わ~~素敵!
木をふんだんに使った広くすっきりしたエントランス。
まだ建って1年なので、真新しくてとてもキレイです。
こういう「木」は、年月を重ねても、また違う味が出ていいんでしょうね・・・
自然の曲線を残す梁が連なる天井。
お雛様の赤い毛氈が、ここの空間のとてもいいアクセントになっていました。
最近のお雛様ではなく、古き時代の御殿飾り。
置かれた小さなイスがブーツを脱ぐ時、とても便利でした。嬉しい気遣い。
「円どかの杜」の名前からか館内あちらこちらに円いデザインが・・・
フロントに置かれた2つの長いカウンターはどちらも
神代けやきの1枚板を用いたもの。
1枚うん百万円なんだそうです。
金箔の屏風もお高そう。
館内すべて畳敷き。素足で歩きたいほど。。。
横から見ると板の厚みがすごいです。
この宿の本店は岐阜県高山にある「飛騨亭 花扇」
そのためか、飛騨の匠が作った木工芸品の椅子やテーブルが館内あちこちに置かれています。
玄関外の水車もしかり。
ちなみに姉妹館の2つ目の宿は「強羅花扇」、そして3つ目がこの「円の杜」です。
「強羅花扇」は、ここから歩いて行けるほどすぐ近く。
こんな近くに同じ系列宿を作るなんてお客の奪い合いにならないのかしらね。
ウエルカムドリンクは、珈琲、紅茶、抹茶、緑茶、ジュース、ビールから選べます。
お土産物もまるでロビーの飾り物のように、品良く並んでました。
極め付けはこの囲炉裏の「喫煙所」
いつもは吸う場所を求めてあちこちと・・・肩身の狭いダンナですが
この日は居心地の良いこの場所でいつも以上にゆったり長居。
「今夜ここで寝たら?」と言ってやりました。(一一")
玄関入ってロビーやフロントと・・・今まで泊まった宿とは違うしつらえで期待感の高まります。
さて客室はどうだったでしょうか。
次は客室の紹介をしますね。