客室は2階と3階にあり、全部で20室。
下の写真は客室に続く廊下です。廊下はすべて畳敷き。
ここも木がふんだんに使われています。
スタンダード8室 デラックス7室 スイート5室。
回廊に沿ってぐるりと一周お部屋が並んでいます。
隣りのマンション側の客室が多分一番お値打ちなお部屋だと思います。
私の泊まった「藤袴」
結構人気のお宿のようで、希望日で空いてる部屋はここ1室だけでした。
木製の調度があちこちに・・・
伊豆の「あせび野」のようなほっこり系のデザイン。
こたつの天板が可愛い。
決して広くありませんが、和の落ち着くお部屋でした。
サッシと引戸と2重になっていたので外の寒さは全く感じません。
木製の引き戸をすべて閉めると、室内はまた違った雰囲気になります。
左奥が入り口で、入るとすぐ寝室、その奥にこのこたつの部屋・・・縦長のお部屋です。
水屋の右に見えるエスプレッソマシン、変わった形だなぁ~と思って見ると・・・illy製。
イリーってなんじゃ??調べてみたらイタリアの珈琲ブランドなんですって。
illyの珈琲、絶対飲もうと思っていたのに・・・すっかり忘れてしまった。(>_<)
illyの珈琲もそうですが、アメニティーもクオリティーが高く、こだわりを感じました。
箱に入ったものはシャンプーとコンディショナーとボディーソープ。
天然植物性由来のTAMANOHADA製。
歯ブラシは「豚毛の歯ブラシ」 ドライヤーはナノイー
テッシュペーパーも、湿り気のあるとても上質なものでした。
引き出しの中の化粧水類は資生堂。
豚毛の歯ブラシ初めて使ってみたけど・・・硬い~~歯茎から血が出そうだし~
浴衣と、作務衣式のパジャマ。バスローブもあります。
冷蔵庫の中は無料。
ビール、ペリエ、ミネラルウオーター、オレンジジュース。
寝室はこんな感じ。ベットはシモンズ製。
部屋が狭いのでこの位置からしか写真が撮れません。
これが部屋の露天風呂です。
ベランダが結構広いので、ゆったり感じます。
ただこのお風呂大きく見えますが、足を伸ばせません。
体操座りで浸かります(苦笑) そこだけがマイナス点。
この宿は敷地内に泉質の異なる源泉が2つあるそうで
1本は客室の露天風呂へ、もう1分は大浴場を満たしています。
源泉かけ流しですが、かなり高温の為、加水しているとか。
お湯は絶えず出ていて、外気が寒くてもちょうど良い湯加減に調整されていました。
塩化物泉で保湿性が高く、大浴場のあとに再びここに浸かるとお肌はスベスベに。
せっかく眺望がいいのに、この目隠しがとても残念。。。
これが透明ならお風呂に浸かりながら景色が楽しめるのに。
ちなみに、目隠しの無い客室もあるそうなので
お部屋を選ぶ時に、お宿に確かめられるといいと思います。
(ガラスが透明なお部屋は、野旬菊、藍、風知草、海老根、曙草)
ベランダからは箱根連山が見渡せます。
右に見える屋根が「エレベーターホール」 左に見える屋根が「大浴場」です。
さて大浴場に行ってみましょうか。
客室棟と大浴場練を結ぶ・・・連絡階段。
ここもすべて畳敷き。
この廊下の奥が大浴場。
余計な飾りや置物が一切置かれていないので、それが逆に木の良さを際立たせています。
脱衣棚も木製です。
この「脱衣籠」と「扉」の市松模様のような配置・・・可愛いかった。
隣りと仕切りがあるのっていいですね。
クシや歯ブラシなども少しずつ置かれていて、スッキリ。
タオルもぎっしり詰め込まれているかと思いきや・・・上品な数しか置いてない(笑)
定期的に補充しなければならず大変だと思いますが、足りなくなる事はなく
いつもキレイに並んでいました。
露天風呂・・3つに分かれています。
一番手前のお湯に浸かると「熱っ!」・・・安心して下さい、ぬるめもありますよ。
一番奥が「炭酸水素塩泉」で、一番湯温が低いです。
朝晩で男女入替。もう一方の方の露天風呂。
テレビで見た芸能人が入って撮影してたのはこちらでした。
木々が邪魔をして「箱根吟遊」のような開けた眺望ではありませんでしたが
それでもとても雰囲気の良い露天風呂でした。
夜は木々がライトアップされてとても幻想的。
内湯は湯気が立ってうまく撮れなかったので、HPの写真をお借りしました。
内湯も中で2つに分かれています。熱めとぬるめ。
湯上りサロンとフリーのお茶「こくとう茶」・・・不思議な味でした。
右の奥にマッサージ機もありました。
部屋のお湯は「ぬめりのあるしっとり系のお湯」
大浴場のお湯は「無色透明のすべすべ系のお湯」
熱め、ぬるめ、炭酸性のお湯も楽しめて・・・まさに「温泉のデパートや~」?!
箱根強羅の温泉を心から堪能できました。