バナナはおやつに入りますか?

のんびり夫婦2人暮らしの日常を綴ってます。

ストリートピアノ色々

2022-05-30 14:36:18 | 音楽
最近ピアノ弾いてます

NHKの影響か街ピアノ増えましたね


ミヤシタパークのキットカットピアノ



テラスモール松戸の華やかグランドピアノ


高輪ゲートウェイ駅構内のピアノ



乗り換え経路にあるピアノ
1番弾いてるかも



つくばのグランドピアノ
オットの一押し

写真ないけど渋谷マークシティのピアノが1番調律されていて音よかった
両国駅のはピアノ線切れてる⁉みたいなひどい音ですが、設置場所が旧駅舎のレトロな通路で誰も来ないからストリートピアノデビューにはオススメ

設置まではするけどなかなか定期的なメンテナンスまではできてないような印象のピアノも増えてきてちょっと楽器がかわいそうですね

廃れないように、近くにメンテナンスのための募金箱とかおくといいんじゃないかな。QRコードで電子マネー払いとかなら、定期的にお金の回収も必要ないし。錦市場でゴミ対策の寄付募ってたみたいに。

せっかく起動にのった街にあふれる音楽
ながーく続くといいなあ…



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西山まりえの歴女楽 Vol.8 ~女王クレオパトラの愛と美~

2022-04-13 12:58:07 | 音楽
王子ホールのぶらっとコンサート行ってきました!

コンサート前にはお楽しみのランチ
兼ねてから気になっていた『麒麟』さんのレディースランチいただきました!


お粥か白飯を選べます!迷わず玉子粥に!


トロッと美味!揚げパンもはいってうまうま。
周りを見ると女性はほぼレディースランチ!
そしてドリンクを注文???
どうやらポイントカードを持っているとワンドリンクサービスらしいのです。会計時に作っていただきました!



さてさて満腹で王子ホールへ!

プログラムはこちら



銀座ぶらっとコンサート #169
西山まりえの歴女楽 Vol.8
~女王クレオパトラの愛と美~
2022年4月8日(金) 13:30開演

西山まりえ(チェンバロ/バロック・ハープ)
松井亜希(ソプラノ)
大江 馨(ヴァイオリン)
常味裕司(ウード)
濱元智行(レク)

ヘンデル:ハープシコード組曲 第1集 第2組曲より「アダージョ」
ムハンマド・アブドゥルワッハーブ:永遠なるナイル
リアド・ソンバティ:ロンガ・ファラッファザ
ヘンデル
 :ハープシコード又はスピネット独奏の序曲集より ジュリアス・シーザーの序曲
 :オペラ「エジプトのジュリアス・シーザー」HWV17 クレオパトラのアリアより「美しきヴィーナスへ」
 :ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 作品1 ソナタ 第1番 イ長調 HWV361(作品1の3)より
 :オペラ「エジプトのジュリアス・シーザー」HWV17 クレオパトラのアリアより
 「嵐で船が難破しても」/「我が運命を嘆く」



まずはチェンバロソロで。
モノトーンドレスのまりえさん登場!
ゆるやかに古楽の世界に引き込まれる、と思ったら、まりえさんはハープに持ち替え、常見さんのウードの調べで一瞬でそこはナイルに!豊かなオアシスと砂漠の風景。
さらにさらに濱元さんのレク(タンバリンみたいな打楽器)が入り、一気にテンションあがる!!
まりえさんのバロックハープと重なり合うウードとレク。『音楽が生まれる。』ってこういうこと!って感じの生きた音楽。こういうワクワクするの久しぶり‼

あー、愉しかったの民族楽器チームのあとは、艶やかな緑のドレスの松井亜希さん登場。まさにクレオパトラさま。
ヘンデルのオペラの名シーンが目の前で!
ヴァイオリンのイケメン枠大江 馨さんの美しきソナタを挟み、終演は亜希さまのアリアで〆。

アンコールは有名なリナルドの『私を泣かせてください』
敵の魔術師に捕らわれた女性アルミレーナが恋人を想って自分の悲運を嘆くシーンで歌われるアリアです。

Lascia ch'io pianga mia cruda sorte,
e che sospiri la liberta.

私を一人で泣かせてください 残酷な運命に
溜息をつかせてください 失われた自由に

Il duolo infranga queste ritorte
de' mei martiri sol per pieta.

私の悲しみの鎖を打ち砕くは 哀れみだけ

過酷な運命にウクライナ侵攻の哀しみを重ねたような深いアリアでした。

ウクライナのニュースを目にするたびに、これでよいのか、何か自分にできることはないのか、平和に慣れてしまった日本、どうすればよいのか。正直、呑気にコンサート鑑賞していいの?という気持ちもあり、なかなか筆がすすみませんでした。そして、演奏者の皆さまには申し訳ないのですが、ちょっと集中できなかったかも。
それでも、民族楽器の調べでは戦火も忘れて別世界に引き込まれました!

人類はいつもどころかで戦争をしていて、これも長い目でみればそんな歴史の一行なのかもしれませんが、身近な国のことだから。

映画監督の河瀬直美さんが祝辞で「『ロシア』という国を悪者にすることは簡単である」と述べて、一方的な側からの意見で本質を見誤っていないかと訴えた記事が心に残りました。
「例えば『ロシア』という国を悪者にすることは簡単である。けれどもその国の正義がウクライナの正義とぶつかりあっているのだとしたら、それを止めるにはどうすればいいのか」と。

そう、止めるにはどうすればよいのか
それが日本でできるのは経済制裁や大使館員の国外追放なのだろうけど

自分にできるのは?

1つわかるのは、安易に『ロシア=悪』と決めつけて、ロシア人、ロシアの芸術、文化を否定するのは違うと思う。

なんだか気持ちが揺れた週末でした

音楽は市民の側に立つ

ウクライナ侵攻と芸術家の姿勢 文:池上輝彦  ロシアのウクライナ侵攻がクラシック音楽界を揺るがしている。プーチ…

ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル


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ハルサイミュージアムコンサート・平井千絵フォルテピアノ

2022-04-07 14:27:40 | 音楽
同じ日にコンサートはしごなんていつぶりだろう?ホントに10年ぶりかも
ということでハルサイ2個目のコンサート

プログラムはこちら
日時・会場
2022年4月6日 [水]19:00開演
国立科学博物館 地球館2階常設展示室
出演
フォルテピアノ:平井千絵

曲目
F.クープラン:《クラヴサン曲集 第2巻》第12組曲 より 第6曲「糸を紡ぐ女」
D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380
J.S.バッハ:フランス組曲 第6番 ホ長調 BWV817
ラモー:《クラヴサン曲集》組曲 ホ短調 より「鳥のさえずり」
C.P.E.バッハ:《ヴュルテンベルク・ソナタ集》 より 第1番 イ短調 Wq.49/1, H.30
グリーグ:《抒情小曲集》より「小さな鳥」op.43-4
J.ケージ:夢
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第15番 ニ長調 op.28 《田園》[試聴]
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第62番 変ホ長調 Hob.XVI:52
シューベルト:ハンガリー風メロディ ロ短調 D817


今日の公演で使われているのは1789年 A.ワルター作フォルテピアノのレプリカで、61鍵(現代ピアノは88鍵)、膝レバー付き、ペダルはありません。ウィーンのフォルテピアノの中では初期のモデルの一つとのこと。

科博のミュージアムコンサートの会場は縦長なので前の方がよいなと思って早めにきたらすでに数名の方が並んでいました。なんとか前方の席に



前半は明るく軽やかな旋律の曲
スカルラッティもチェンバロとはまた違う響き
まったくミスタッチがない平井千絵さんの技術、集中力に感動する。
ペダルがないタイプのフォルテピアノながら、豊かな表現力にもびっくりする。
ラモーの鳥のさえずりは春にぴったりだ。
平井千絵さんの衣装もとてもステキで、白いプリーツドレスに、チャイナドレスのような、西陣織のようなふしぎな風合いの個性的な蒼翠の上衣
。よく見ると宇宙に星が煌めくような、科博にぴったりのドレス。

前半最後のC.P.E.バッハ:《ヴュルテンベルク・ソナタ集》 より 第1番 イ短調 Wq.49/1, H.30が素晴らしい曲で、大切に大切にまた聴きたい!と久しぶりに思えた演奏。アーカイブがないのが残念です。ちょうど、ケルティックハープのミュージアムコンサートのあと、科博の『宝石』を見ていてヴュルテンベルク王室の素晴らしいピンクトパーズを見てきたばかり。華やかな王室、ハプスブルク家の栄華が垣間見えました。

後半はグリーグの『抒情小曲集』から『小さな鳥』原題は『Little Bird』なので小さな鳥が一羽。ペール・ギュントの森を彷彿とさせる劇間の切り替わるシーンのような光景の見えるようなフォルテピアノの音色からスタート。

続いてJ.ケージ:夢
20世紀に作曲された現代曲です
当然、過去の楽器であるフォルテピアノのために書かれた曲ではありませんが、音の波と波がぶつかり膨らんだり消滅したり、豊かな表現方法、いやはや素晴らしい演奏技術で生まれたこの摩訶不思議ウェーブの中をただようよう幸せな余韻

その後のベートーヴェンとハイドンのソナタは1日で両方弾くの⁉と思うような重い大曲。
平井千絵さんの表現でしっかりと心に響く演奏に
最後がソナタでなくシューベルトなのはリラックスして終わりたいからか、次回コンサートへの誘いか、、シューベルトがハンガリーを思い描いて書いた曲、軽やかなジプシー風の響き。

当然ながら満場の拍手で!

アンコールはシューベルトの即興曲 D899

久しぶりにすごーく充実した内容のコンサートでした!



今回演奏した曲が入ってるCDはないようです。
Mozartに取り組んでらしたんですね
コロナ明けのさらなるご活躍が楽しみです







コメント (2)
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東京・春・音楽祭ミュージアム・コンサート 「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」展 プレ・コンサート vol.1 

2022-04-06 17:46:42 | 音楽
ハルサイ!




東京都美術館のミュージアムコンサートへ
ケルティックハープとフィドル!
リバーダンスとか好きですが、スコットランドもアイリッシュもケルティックもごちゃまぜな感じです。大丈夫かな〜?

プログラムはこちら




日時・会場
2022年4月6日 [水] 14:00開演
東京都美術館 講堂
出演
ケルティックハープ:松岡莉子
フィドル:中藤有花

曲目
スコットランド伝統曲:広い河の岸辺[試聴]
F.マクドナルド:ジグ《ラン・リグ》
G.ダンカン:ラムニー・ケイリィ
スコットランド伝統曲:お気に入りの夢
B.リング:リスナグン・ジグ
スコットランド伝統曲:
 スコットランドの釣鐘草
 アラン・ボートソング
 帆を広げた船
J.S.スキナー:子守歌
スコットランド伝統曲:
 今すぐ結婚して
 グレンリベット
J.S.スキナー:
 ヘクター・ザ・ヒーロー
 ファイフ公爵のディーサイドへの歓迎
 左ききのヴァイオリン弾き
スコットランド伝統曲:
 美しいドゥーン川の岸辺
 銀の槍
 マッカーサー・ロード

まずは、スコットランド伝統曲、広い河の岸辺
題名ではピンとこなかったけど、すごく聴いたことのある曲でした。NHKドラマの『マッサン』やCMで使われています。歌詞は結構悲しいらしいです。

スコットランド伝統曲:お気に入りの夢
B.リング:リスナグン・ジグ

この辺はすごく聴いたことがあるなー、無印良品の店内で流れてるとか(笑)なるほど

スコットランド伝統曲:今すぐ結婚して/グレンリベット

この『今すぐ結婚して』がすごーく良い曲でした。素敵なのです。CD欲しいな〜

今回はフィドルでしたが、詩がついている曲も多そうでした。

そして、足でリズムとったり、楽器がパーカッションぽカッたり、やっぱり、庶民の音楽というか、バーなどで地元のおじちゃんたちが楽器持ってついつい歌って弾いて盛り上がっちゃう、そんな感じで生まれた音楽なんだな〜と

フィドルもかっこいい
でもヴァイオリンとは弓の持ち方も弦の鳴らせ方も全然違う感じ
実は、教則本取り寄せたけど弾けてなーい
頑張るべー

終演後、ケルティックハープ近くで撮らせていただきました。




このまるーいの地震で動かないのかな?と勝手に心配になる…

コートがいりませんね
すっかり春です







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C×Baroque シー バイ バロック 大塚直哉が誘うバロックの世界 vol.1

2022-03-28 13:22:06 | 音楽
久しぶりに大塚直哉さんのコンサートに行ってきました!

C×Baroque シー バイ バロック
大塚直哉が誘うバロックの世界 vol.1
バロックの生まれた時〜オペラの誕生〜

2022年3月26日(土)15:00開演
神奈川県民ホール 小ホール

− 出演 −
大塚直哉(チェンバロ)
宮田まゆみ(笙)
鈴木美登里(ソプラノ)
中山美紀(ソプラノ)


まずはチェンバロソロ
フレスコバルディ『トッカータ集第一巻』よりトッカータ第8番

神奈川県民ホールのチェンバロはフレンチモデル。ニコラブランシェとフランソワ・ブランシェの親子が1730年に製作した楽器を基に、パリのアトリエ フォン ナーゲル社において1994年に製作された楽器です。
久しぶりの大塚直哉さんのチェンバロの響きに癒やされます。

続いてソプラノ鈴木美登里さん登場。最初はオリーブゴールドみたいなドレスだったかな??このあと、たくさん衣装替えがありホントにオペラを見ているようで艶やかでした!
G.カッチーニ:『新音楽』から「麗しのアマリリ」

美登里さんの声がホール中に響き踊ります!
もうホントに別格の美しさ
多分、10年ぶりくらいに生の歌声を聞いて、あとはCDばかりでしたが、まったく衰えない艶のある美しいカッチーニのアリア
歌詞はなかなかに戦慄ですが、愛ゆえと思わせる

続いては深い緑のドレスの中山美紀さん登場
同じくカッチーニの『新音楽と新音楽書法より』「愛の神よ、何を待っているのですか」

大塚直哉さんのコンサートは、そのお話の面白さや気づきが魅力のひとつですが、今日は『バロック』=『歪さ』ルネサンスとは違うその魅力について。2つの世界を合わせる、ぶつける?ことによって生まれる新たな魅力。美登里さんの歌声に中山美紀さんの歌声をぶつけることにより生まれる世界とは?

ということで続いては2人の歌手の競演
艶やかなバロックオペラ名場面集
C.モンテヴェルディ:歌劇『オルフェオ』から「序」
『ポッペアの戴冠』より第二幕第4場

すっかり役になりきったお二人の名演!
演出も素敵


『アリアンナ』より「アリアンナの嘆き」
『ポッペアの戴冠』より「ただ、あなたを見つめ」

休憩後後半は一柳慧さん作曲「笙とハープシコードのための「ミラージュ」」
笙は宮田まゆみさん
ガラリとバロックから一柳慧さんの世界へ
笙の響きが幽遠というか異次元ただようような不確かさの中のチェンバロとの重なり
呼吸がパイプオルガンみたいでもありホントに素晴らしい!

続いては、ヘンデルの世界へ
チェンバロのパッサカリアから有名なリナルドの『涙流れるままに』
あまりにも有名な曲ですが、大塚さんの解説で悲しい恋人同士の姿が浮かびさらに深みが増します。

そしてチェンバロソロのシャコンヌ
幕間のチェンバロソロが、ふわりと現実に戻してくれます。これも2つの世界の対比でしょうか?

G.F.ヘンデル:歌劇『エジプトのジュリオ・チェーザレ』から「このつらい運命に涙し」(クレオパトラのアリア)

このアリアの中山美紀さんが凄かった~
舞台上の階段には登らない演出だったので低い位置からの彼女の響きがすごくよかった。多分、音が上にのぼってしまうタイプなんだと思う。ステージがあるよりも近江楽堂のようなところのほうが彼女の声は映えそう。

最後に歌手2人でヘンデルの二重唱『夜明けに微笑むあの花を』
うねる2人の音の波で〆られました!

当然、鳴り止まないアンコールの拍手
笙の宮田さんも交えて、バッハの『主よ人ののぞみの喜びよ』を
笙!よい!


ロビーにはポッペアの戴冠で使われた小道具が



この近くのお花屋さんがお作りになったとのことでしたが、帰り道偶然見つけました!

私の好きな丸咲の薔薇のアレンジメントが素敵でした〜
横浜で結婚式あげる方、いかがですか?

とにかく素敵なステージでした♪

次はハルサイ!
まりえさんの歴女楽も楽しみ!



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