サントリーホールニューイヤーコンサート
ブランデンブルグ協奏曲全曲演奏会行ってきました。
- 日時
- 2022年1月19日(水) 18:30開演
- 会場
- サントリーホール 大ホール
J. S. バッハ:
ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1046
ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調 BWV1049
ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1046
ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調 BWV1049
ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV1048
ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV1051
ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047
ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV1051
ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047
全曲演奏会です。プログラム順は上記の通り。
まずはバロックオーボエ3本、コルノ・ダ・カッチャに登場して管楽器好きにはたまらない1番で幕開け。新年ぽい華やかなバッハらしい音の重なり。
続いては4番、可愛らしいリコーダーは宇治川朝政さんと井上玲さんの息ぴったり。そして3番。クラシック聴いたことのない人でもこの曲はどこかで耳にしたことがあるであろう名曲。弦楽器の見せ所ですね。
休憩をはさんで5番。まりえさんのチェンバロと、菅きよみさんのトラヴェルソ、そしてヴァイオリンの丸山さん。皆さんの音色、すごい素敵!!心に残る演奏でした。
まりえさんのバッハは、すごく印象に残っているのは明日館講堂でのバッハなのですが、10数年の時を経てまた解釈が変わってるのでしょうか。駆け抜ける進化系バッハから、すごーく広い豊かなほわんとした包み込まれるようなバッハに変化してきた気がします。かといって甘いとかそういうのではなく、30段の階段にキラキラ装飾がついてるみたいな。うまく言えないなー。。久しぶりにまりえさんのオールバッハプログラム聞きたくなりました。演奏会情報はチェックチェック。
そして、荘厳な6番、管楽器が入りまた華やかな2番と続き演奏会終了。
アンコールは、G線上のアリアでした・・こういうのが沁みる。。。
休憩時間はあんまりしゃべっちゃいけないけど、同門のファゴットのお姉さまと久しぶりに再会。
懐かしくて嬉しくて「会話禁止」の札を下げて右往左往するコンサートスッタフを気にしつつ10年のブランクを埋めていきました。
実はプログラムを見て半分くらいが知らない人だったので「モダンの人なの?」と聞いたら、豊嶋さん以外は古楽系だそうで・・・若返りですか。いやいや、おいて行かれそうですね。若い演奏家さんの中で「推し」を見つける2022年にしたいと思います。
コンサートを見て時間をたっての投稿になりましたが、ブランデンを聞いているとどうしても先日亡くなった江崎浩司さんを思い出してしまい、筆(キー?)が重くなってしまいました。突然の訃報でしたし、あの素晴らしい天才音楽家が・・という思いもありましたし、同世代だし、早い、まだ若い。。死因は脳幹出血とのこと。若いころはたくさんたくさん一緒に飲んで、笑って、楽しかった。ブランデンのオーボエやリコーダーも江崎さんの音を思い出して、ちょっとしんみり。人の命はいつなくなるかわからない。生きたくて生きれなった人もいる。だから自分で命を絶つことだけはしてはだめだ。誰に言われたか忘れたけど、思い出してしまった。
聴きたかった最後に。そう思ってももう遅い。ほんとにほんとにそう思います。やりたいことは全部やろう・・心新たにそう思いました。
書こうと思っても涙が止まらなくてなかなかここまでたどり着けなかった。
時間かかったけど
江崎浩司さんのご冥福をお祈り申し上げます。