台風10号の動きが不気味です。
今日は、湿気が多く嫌な天気です。
今週は、ずっとこんな天気になりそうですね。
天気が悪くなると、体調も下降ぎみになるので心配です。
気温が下がって来たのが救いです。
午前中は、半日のリハビリデイ。午後からは妻と喫茶店。
井原忠政著作 『三河雑兵心得弐 旗指足軽仁義』 双葉文庫
あれから五年、永禄十一年(1568)。
植田茂兵衛は、本多平八郎の旗指足軽として働いていました。女城主・田鶴姫が籠る遠州曳馬城攻め、掛川城攻め、そして姉川の闘い。足軽として成長した茂兵衛は、強く心優しい漢になっていました。
曳馬城では、女武者姿の娘を助ける。<初恋だが~>
野場城での籠城戦で一向一揆側にまわった茂兵衛は、家康方の横山軍兵衛を撃ち殺している。それで軍兵衛の遺児・横山左馬之助が不気味に近づいてくる。掛川城攻めの時、茂兵衛は何者かに肩を撃たれ負傷する。曳馬城へ戻り療養をしようとするが、その途中の農家で茂兵衛を助けてくれるのが綾女。<恋はなるか>
姉川の闘いでも、茂兵衛は奮戦。ここでも横山左馬之助が現れる。掛川で茂兵衛を撃ったのは自分だという。足軽ふぜいに父が負けたのが許せないという。ならば足軽でなければいいのか? 茂兵衛は10年後千石取りになって見せると約束する。凱旋後、茂兵衛は、足軽小頭へ出世。綾女にプロポーズするが、主家を倒した徳川の家臣の嫁にはなれないという。<失恋だがぁ~>
曳馬城は、浜松城となり武田軍への備えとなる。10名の足軽を率いる小頭となった茂兵衛は、武田と如何に戦うか? 楽しみですね。
画像は2012年の掛川城。この年、私は掛川マラソンを走った。30K地点のエイドステーションで戦国鍋と称するものがふるまわれた。しかし私がそこに着いた時は、鍋は片付けられていた。足の遅い足軽はエイドも得られない??? ハイタッチだけで心が折れた。(笑い)
この本のお気に入り度:★★★★☆
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