猛暑日がまだまだ続きます。
今日はやっと曇って猛暑日に至らず。
朝散歩、シャワーを浴びると大谷翔平さんの野球を観ています。
すごいですね
井原忠政著作 『三河雑兵心得伍 砦番仁義』 双葉文庫
この小説の面白さは、架空の武士、農民出の植田茂兵衛が史実に沿って活躍、出世して行く所だ。
この巻では長篠設楽原の戦いの後。
徳川勢は北遠江、東遠江の武田の勢力を追い払おうとする。
家康の嫡子・元康を守る岡崎衆に不満が有るらしい?
二俣城北の光明城攻め。植田茂兵衛はここで手柄を逃す。優しすぎるんじゃ!これではいっこうに出世できん!
ところがこの後、茂兵衛と松平善四郎は家康に呼び出され、善四郎に岡崎衆の松平真乗の妹を娶れと命令される。善四郎は断ろうとするが、褒美に茂兵衛を足軽大将にすると言われる。政略結婚だがや。茂兵衛と松平善四郎は義兄弟だから、それに付け込んで・・・
家康は茂兵衛をこき使う!
高天神城の戦い。その前哨戦として高天神城への兵糧の荷駄を山中で襲う山賊行為を家康から言いつかる。此処で築山殿の密書のような物を見つけてしまう、
これが済むと鉄砲足軽大将として北遠江・高根城の城番を申し渡される。武田側との国境の警備なのだが、ずいぶん暇。此処で配下の足軽に山歩き狩猟をさせ、足腰・鉄砲の技を強化させ強兵にする。元康は切腹させられる。
井原忠政著作 『三河雑兵心得陸 鉄砲大将仁義』 双葉文庫
4年間の砦番勤務が終わると、いよいよ、高天神城の戦い。天正9年(1581)
家康は高天神城の周りに砦を築き兵糧攻めに出る。此処でも茂兵衛は獅子奮迅の戦い。
いよいよ天正十年(1582) 家康は駿府に入ると武田攻めだわね。
綾女は徳川側の間者になっていて、甲斐下山で茂兵衛に救われる。そして一夜を・・・
あかんがね 茂兵衛と妻壽美の間には娘が生まれていた
武田を滅亡させると天正十年五月、茂兵衛は安土にいた。そして6月2日、織田信忠と共に京都妙覚寺。家康は堺を巡って…いかんがね。信忠は此処で討ち死にするんやろう。
茂兵衛は信忠に家康を助けろと言われ、堺に走る
次巻は伊賀越え?
戦記物の小説にしては、軽くて良い!
本多平八郎とのやりとりとか、同僚・部下との会話。
これって三河弁? 良く知らん。私が昔使っていた名古屋弁と似とる?
この本のお気に入り度:★★★★☆
最近の「本と雑誌」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事