Runrun日記

北方水滸伝 3~5

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 昨日は日曜日で休養日とし散歩をしなかった。妻に一日休むと一週間戻ると言われながら散歩に出かけました。確かに身体が酷く硬い。
 池には、シラサギがたたずんでいました。馬鹿チョンデジカメでは、遠くってきれいに映りません。 初冬の気持ちのいい散歩道でした。
 家に帰って、ベットの上に仰向けになり、手足を挙げてブラブラさせると血が心臓に戻るようでドキドキしました。

 午後からは、また図書館へ行き、水滸伝の続きを借りてきました。そしてまた、屋上テラスでウォーキング。以前より速く階段の昇り降りが出来るようになった気がしますが。疲れる。
 
◇◇◇◇◇◇

北方謙三 著 『水滸伝 三 輪舞の章』 集英社文庫
北方謙三 著 『水滸伝 四 道蛇の章』 集英社文庫
北方謙三 著 『水滸伝 五 玄武の章』 集英社文庫

 十二世紀の中国、北宋末期。政府を倒そうと立ち上がった反乱軍と、内からの改革によって立ちなおそうとする勢力(青蓮寺)との戦いですね。世直しの志を持ったものは、国中を歩き回り同志を増やしていきます。そしてその拠点に梁山湖に浮かぶ天然の塞を奪取し、梁山泊と名づけます。

 梁山泊の頭領栄江が紅州に旅をし、その居所を青蓮寺一派に知られた所から物語は大きく動きます。栄江は長江の中州に籠り、政府軍の大軍が取り囲みます。梁山泊からは援軍が…。

 面白いですね。梁山泊の軍は、政府軍を撃破します。
 北を巡って同志を募っていた魯智深は捕まって牢屋に入れられていました。その脱出劇。目が離しません。梁山泊の外にある塞、桃花山の総隊長楊志が計略にはまり暗殺されます。楊志さえ殺せば、桃花山なぞ簡単に落とせると思ったのですね。桃花山は政府軍の大軍に取り囲まれます。此処でも梁山泊の援軍が向かい大勝します。

 さてさて、この次はどうなる事やら、梁山泊と青蓮寺との権謀術数の知恵比べ。男と女の愛憎が絡んで目が離せません。残された楊志の息子楊玲はどうなるの?

この本のお気に入り度:★★★★★

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