朝、定刻の6時10分に目覚ましが鳴りました。エアコンをつけて、暖まってから朝トレを始めよう。昔の職場の同僚と、山の宿に泊まったようです。Wさんが編み物をしていた。なんで? ふすまが開いて、妻がベットを覗き込みました。「体調悪いの?」 8時を回っていました。
こんな夢を見る日は、身体中が強張って動きが悪い、慌ててハーフセットの朝トレ、ストレッチと筋トレをして起きだしました。(笑)
フレドリック・バックマン作 坂本あおい訳 『幸せなひとりぼっち』 早川書房
タイトルから見て、鴨長明のようなおひとり様を楽しむ人の小説かと思って読みだした。全く違った(笑)
半年前に妻ソーニャを亡くした59歳のオーヴェは、月曜日に早期退職を言い渡され、火曜日には妻の所に行くことばかり考えていました。ところが、首つりに使ったロープは切れてしまい、ガレージの車の中で排気ガスで死のうとすると、向えの家のうすのろ青年が梯子から落ちたとかで、病院へ連れて行っていくように頼まれました。列車に飛び込もうと思うと、プラットホームにいた別の人が、線路に落ちてしまい助けるはめになる。死のうにも死ねないオーヴェ。これはコメディか?
うすのろ青年の、妊婦の妻パルヴァネが、オーヴェの願望に気づいたようで、さりげなく邪魔だてしてくる・・・? 野良猫を押し付けられる。
妻を愛した、頑固なアナグロ人間と、その近隣の人たちの話だった。
スエーデンの小説だが、なんだか日本的。最後は不覚にも涙を誘われる感動小説。
この小説のお気に入り度:★★★★☆
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