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朝の散歩道。大きな木に白い花がちらほら? なんだ?
タイサンボクの花でした。私の散歩する公園には、タイサンボクが沢山あるらしい。
私は、この花、あまり好きでは有りません。
![2019/06/25 タイサンボク](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/bf/4c8c1bf6d57c5ddd74885dcdb722b182.jpg)
私は、怪奇な小説はダメなんだ。 怖い! オロオロ!
不覚にも借りて来た小説は・・・・
朱川湊人 著作 『花まんま』 文春文庫
これは、2005年の直木賞受賞作。6編の作品集でした。
一作目『トカピの夜』
トカピってゾンビか? それが屋根の上を飛び交う・・(ゾゾゾ・・)
それで、二作目『妖精生物』
クラゲのような奇妙な生き物が出て来て・・気味が悪くなって読まず・・・
もういい、飛ばして表題作『花まんま』
クリニックの待合で読んでいた。
何故だかクライマックスで涙が出て来て、そんな時に診察室に呼ばれた。
こんな顔で、診察を受けるのかよ!
妹は、死んだ人の生まれ変わりだった。
妹はそのことに気付き、兄妹して死んだ人の家族の様子を見に行く。
そして、私は涙。こういったのはダメなんだ。
『送りん婆』、『凍蝶(いてちょう)』
どれも、大阪の少年や少女が主人公なんだ。
昭和の時代の郷愁。
呪文を唱えれば、安楽死をさせることが出来る、送りん婆?
リュウキュウアサキマダラは、身を寄せ合って越冬する蝶らしい。
なんとなく懐かしい? いやいや、懐かしくない!
思いのほか、怖くなかった(笑)
この小説のお気に入り度:★★★★☆