藤沢周平さんの作品は、昔、ずいぶん読んだ。
暗くって怖い作品も多かったように思う。
・・・で、タイトルを見て怖そうな作品はパスした
未読の作品を少しずつ、読んでみようか!
藤沢周平 著 「冤罪」 新潮文庫 ふ-11-4
昭和49年から50年に書かれた、武家ものの作品集。この時、藤沢さんは47・8才?
江戸初期、関ヶ原の後浪人した男が、仕官を求める話 『証拠人』
江戸後期の政情不安のなか、百姓一揆や、打ちこわしをそそのかす、『唆す』 や官軍につくべきか幕軍につくべきか揺れる 『十四人目の男』
藤沢さんのお得意はお家騒動、『臍曲がり新左』『一顆の瓜』
私の一番のお気に入りは、『夜の城』だ。記憶を喪失していた主人公は、公儀隠密だった?
男女の愛で、ハッピーエンドになりそうな作品が多くって、藤沢作品って、暗くない
藤沢作品は、登場人物がきもちいい!
私のお気に入り度:★★★★☆
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