山本一力 著 「大川わたり」祥伝社文庫
図書館から本を借りてきても、なかなか読めない本がある。読みだしても興が乗らない・・・
賭博にはまってしまって、不幸になっていく物語。こういったのは嫌いだ! 借りてきて、三週間も放ってあった。
なかなか寝付けない夜、退屈しのぎに読みだした。読みだしたら止められなくなり、朝の3時ごろまで・・・(笑)
博打で作った借金を返すまでは、大川を渡っちゃいけないと云われてしまった大工・銀次の物語。
大工の腕はいいし、何をやってもちゃんとできる人が主人公なんだ。こういう人だと、大川の向こうに放逐されても、何とかやっていける。読む側も、惨めな思いをせず読んでいける(笑)
銀次をねたむ男たちが事件を起こす。
最後の解決が作りものらしく、現実味がないの難。
山本一力氏らしい小説で、楽しめた。
私のお気に入り度:★★★☆☆
今日のリハビリウォーク朝夕2回で 5.8キロ/1時間8分
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