■ プロ野球新コミッショナーに熊崎勝彦氏(ニッカン・2013年12月26日)
結局セの推した人物で決まったようです。実際、パも有力な候補を担いでいたわけではないので、これが妥当な線と言えばその通りですが。
熊崎氏は以前にもコミッショナー候補に名前が挙がっていましたが、人をそんな愚昧低劣呼ばわりするようなマネはどうかと思っていたのですが、それでも引き受けるということは、まぁ、そういうことなんでしょう。
氏の経歴等は既に各所で出ているので、ここでは根来系とだけ書いておきます(それだけ認識しておけば十分でしょう)。その氏ですが、さっそく前任者との違いを強調しにかかっているようで。
■ 熊崎新コミッショナー 統一球刻印せず「私の性に合わない」(スポニチ・2013年12月26日)
前任者のような自己顕示欲がないことを示していると言えなくはないですが、良いと思ってるのならやりゃぁいいのに、とも言えます。
そもそも、違反球の問題は署名があるかどうかの問題ではないわけで、関係者が納得できるボールを提供できれば、その責任者として名前を入れるのは決して変な話ではないわけです。
にもかかわらず、署名を入れないのは、悪く受け取れば矢面に立つことから逃げたとも言えるわけです。少なくとも、無条件で誉められるべきものではありません。
むしろ、ポイントは新コミッショナー就任と同時に設置が決まったと言われる専務理事のポストです。パが求めてきたビジネスに精通した実務家が就くのか、そしてどのような方針を打つのかが注目されます。
ともあれ、コミッショナーの就任が決まった以上、どのような仕事を行うのか、また行わないのかは、きっちり監視すべきでしょう。
権力者に対して権力を持たない者が行い得ることは「監視」です。どんな組織の長でも「新○○に期待」というのをよく見かけますが、それよりも権力の濫用や不作為がないかを常に監視する方が、余程圧力になります。
ましてコミッショナーです。多少なりともプロ野球を見続けている方なら、期待に値する人物が就く職位でないことは百も承知でしょう。むしろ、無能・愚鈍・下劣な人間が就くことを前提としなければなりません。
そうである以上、新コミッショナーに対しても、いつ何をしでかすか分からない者として、注視していく必要があるわけです。
結局セの推した人物で決まったようです。実際、パも有力な候補を担いでいたわけではないので、これが妥当な線と言えばその通りですが。
熊崎氏は以前にもコミッショナー候補に名前が挙がっていましたが、人をそんな愚昧低劣呼ばわりするようなマネはどうかと思っていたのですが、それでも引き受けるということは、まぁ、そういうことなんでしょう。
氏の経歴等は既に各所で出ているので、ここでは根来系とだけ書いておきます(それだけ認識しておけば十分でしょう)。その氏ですが、さっそく前任者との違いを強調しにかかっているようで。
■ 熊崎新コミッショナー 統一球刻印せず「私の性に合わない」(スポニチ・2013年12月26日)
前任者のような自己顕示欲がないことを示していると言えなくはないですが、良いと思ってるのならやりゃぁいいのに、とも言えます。
そもそも、違反球の問題は署名があるかどうかの問題ではないわけで、関係者が納得できるボールを提供できれば、その責任者として名前を入れるのは決して変な話ではないわけです。
にもかかわらず、署名を入れないのは、悪く受け取れば矢面に立つことから逃げたとも言えるわけです。少なくとも、無条件で誉められるべきものではありません。
むしろ、ポイントは新コミッショナー就任と同時に設置が決まったと言われる専務理事のポストです。パが求めてきたビジネスに精通した実務家が就くのか、そしてどのような方針を打つのかが注目されます。
ともあれ、コミッショナーの就任が決まった以上、どのような仕事を行うのか、また行わないのかは、きっちり監視すべきでしょう。
権力者に対して権力を持たない者が行い得ることは「監視」です。どんな組織の長でも「新○○に期待」というのをよく見かけますが、それよりも権力の濫用や不作為がないかを常に監視する方が、余程圧力になります。
ましてコミッショナーです。多少なりともプロ野球を見続けている方なら、期待に値する人物が就く職位でないことは百も承知でしょう。むしろ、無能・愚鈍・下劣な人間が就くことを前提としなければなりません。
そうである以上、新コミッショナーに対しても、いつ何をしでかすか分からない者として、注視していく必要があるわけです。
オーナー会議が実質的な最高意思機関である以上、如何ともし難いところです。
さらに問題は、だからと言って12球団のオーナーにどれほどの権威と権力があるかですが。
真っ当な感覚を持った人が排除された歴史もありますからね……。(下田武三氏)
コミッショナーを監視すると同時に、コミッショナーが良い方向へ持っていこうとするときに、
抵抗する勢力が出てきたときの対応も問われますね。