この事件に関しては言いたいことがないではないものの、それらをうまくまとめることができずにいました。ただそんな間に私の思いを代弁してくれる記事が2つ見つかったので、まずはそちらを紹介させていただきます。
・ 「暴力行為にめげるな!駒苫ナイン」("Brain News Network" 8月23日15:17更新)
「習慣ベースボール」さん経由で入手(投稿者の2リーグさんおよび習べ管理人さんに感謝申し上げます)。
・ 駒大苫小牧、暴力事件発覚。優勝は取り消しか?(Starless and Bible Blogさん)
私の言いたいことはこの2つの記事でほぼ言い尽くされていますが、付け加えることがあるとすればこれだけ。
駒大苫小牧ナインの皆さん、あなたたちは本当に素晴らしい野球を見せてくれました。
私は全ての試合を見たわけではありませんが、それでもあなたたちが連覇という偉業を成し遂げるにふさわしいチームだったと思っています。これだけは決して消えることのない事実として、心ある野球ファンの心に刻まれることでしょう。
だから、今後何があろうが、くだらない連中が何を言ってこようが、君たちは自分たちの野球に誇りを持ち続けてほしい。
私も、君たちの野球から受けた感動を大事に持ち続けていくから。
・ 「暴力行為にめげるな!駒苫ナイン」("Brain News Network" 8月23日15:17更新)
「習慣ベースボール」さん経由で入手(投稿者の2リーグさんおよび習べ管理人さんに感謝申し上げます)。
・ 駒大苫小牧、暴力事件発覚。優勝は取り消しか?(Starless and Bible Blogさん)
私の言いたいことはこの2つの記事でほぼ言い尽くされていますが、付け加えることがあるとすればこれだけ。
駒大苫小牧ナインの皆さん、あなたたちは本当に素晴らしい野球を見せてくれました。
私は全ての試合を見たわけではありませんが、それでもあなたたちが連覇という偉業を成し遂げるにふさわしいチームだったと思っています。これだけは決して消えることのない事実として、心ある野球ファンの心に刻まれることでしょう。
だから、今後何があろうが、くだらない連中が何を言ってこようが、君たちは自分たちの野球に誇りを持ち続けてほしい。
私も、君たちの野球から受けた感動を大事に持ち続けていくから。
しかし二つの記事を見させてもらいましたが少なからずとも体罰を容認している部分が気になります。今回の問題と体罰是非は関係ありません。そこが論点ではないはずです。そこを論点にするとそのくらいで文句を言う被害者生徒が悪いといった理論が成り立ってきます。
実際体罰を受けた生徒に対する誹謗中傷もでてきています。(彼がどんな人間であったかは今回関係ないはずです)
なんだかまとまらなくてグダグダ書いてすみません。
「駒大苫小牧ナインの皆さん、あなたたちは本当に素晴らしい野球を見せてくれまた。」
というルパート・ジョーンズさんの言葉に賛同させてもらいます。
この事件をきっかけに体罰という暴力を肯定する意見が少なからず噴出している事が、とても悲しいです。
正直、野球ファンに絶望しかけています(野球ファンの全てが体罰肯定でないのは理解してますが…)。
なので、あえてTBはしませんでした。
たとえ優勝旗が理不尽に奪われたとしても、駒大苫小牧ナインが我々に見せてくれた野球が変わることはありません。彼らには誇りを失わないで欲しいです。
全く同感です。大人のヘマの尻拭いを何ら責任のない選手たちがしなければならないいわれなどないはずです。
で、体罰についての部分なのですが……
私も高校生相手に「先生」と呼ばれる仕事で生計を立てている者ですし、この問題は他人事ではないと思っているのですが、考えれば考えるほどジレンマを感じてしまうんですよ。
まず、「体罰は良くない」という大前提は、仮にそれが建前だったとしても絶対に必要だと思います。
そうでなければ、子どもたちに言葉で諭す能力のない、暴力を振るうだけの(こういう時にDQNという言葉は便利ですね)教師や親が跋扈することになるでしょうからね。
ただ、それが極端になって教師が子どもに一切手出しすることはまかりならぬというのも、教育的な観点からすればマイナスが大き過ぎますし……
どこかに「教育的指導」と「暴力」の線があるのでしょうが、それが見えてこないのがもどかしいです。
>体罰を受けた生徒に対する誹謗中傷
問題の生徒が何をして部長を怒らせたかがイマイチ見えないのですが、今回の騒動で責めを負うべきは彼よりもむしろテレビに再三出ている彼の父親でしょう。
部長に謝罪しろというなら、アンタもここまで騒動を大きくして、他の野球部員の夢を奪いかねない事態にまでしてしまったことを野球部員に謝れと言いたいです。
個人的には「体罰はない方がいい」という前提から出発して、現実にはどの程度まで「教育的指導」の範囲に収まるかを教師と保護者が考えるべきだと思うのですが、その線引きが難しいわけで……
ただそんな問題は別として、駒苫の野球は素晴らしかった。鳴門工戦の鮮やかな逆転劇には感動しましたよ。
「駒大苫小牧ナインが我々に見せてくれた野球が変わることはありません」、全くその通りですよね。
3杯はご飯を食べないといけないというルールっていかがなものかと思ったのですが。このことに関しては余り触れられていないような気がします。これって、どうってことないことなのでしょうか。
無理やり食べさせるっていうのはひどいと、小学生のとき少食で給食で苦労したこばゆきは思いましたが。
今回は2杯目を食べきっていないのに、それを隠して3杯目のおかわりをしたのがバレて部長が怒ったということらしいです。
これで被害生徒はこの高校にいられなくなるような気がして、それがかわいそうです。
私は努力が水の泡になるのが嫌で黙ってました。
ウチの父親は大正生まれで体罰には肯定的なんですが、それでも(一応女子でしたし)心配しただろうと思います。
で、ある日呼ばれて「話してみ」って言うんですよ。
私が全て話すと「辞める自由もあるんやぞ、自分で決めろ」と言いました。
「我慢」が口癖の父が「辞めてもいい」と言うのにはちょっとびっくりしました。
で、「あとちょっとやしやめたら負けになるから続ける」と決めたんですよ。
父に感謝するとしたら自分で決めさせてくれた、ってことですね。
だからと言うわけではないのですが、この父親には私も違和感を感じます。
長くなってすいません。
それはさておき、体力をつけるためにしっかり食べろ、というのは理屈としては分かるんですよ。エネルギーになるものを取るのは基本ですからね。
ただ、何でもかんでもご飯を詰め込め、というのはどうなんでしょうね。
昔川藤が阪神のコーチをしていた時に線の細い選手を捕まえては「飯食え」と言ったせいで、野田が急性胃腸炎になったという話を聞いたことがあるので、他にやり方はなかったのかとは思ってしまいます。
>被害生徒
今3年生ということですが、これから卒業までは針のムシロでしょうね。
ただ、彼自身に対しては(事実関係が不明でもありますし)何とも思わないものの、こういう事態になってしまった責任の一端は怒りに任せてメディアを焚きつけた彼の父親にもあると思います。
ここでも大人の問題が子どもを苦しめるというのが垣間見えますし、それが一番イヤですね。
私の父はずっとスポーツをしてきた人間ですが、教師や先輩の暴力には割に厳しい見方をしています。私自身も父の見方を受け継いでいるようです。
ただ、もし私がこの生徒のような状況に置かれたとして、りささんのお父上同様「辞めてもいい」とはいうでしょうが、学校に怒鳴り込むということはなかっただろうな、と思うんですよ。
それは暴力を肯定する、行き過ぎた体罰を見逃すとい言うことではなくて、子どもがどう考えてどう動くのかを見守ろうということだという気がします。
それだけに、被害生徒の父親がメディアに出て「怒りの激白」というのをやっているのを見ると、これが本当に子どものためになるのかと疑問を感じてしまいますね。
もっとも、私だったらこんなことになる前に音を上げて退部しているでしょうが(^^;)
一番悪いのは学校。
被害者との話し合いの際もっと被害者の意見を
親身に聞いてあげてればと思います。
親は子供を助けるためには理不尽な事でもしますよ。
一生泣き寝入るなんてすることはない。
暴力は絶対反対!
ただ、では被害生徒の父親のやったことが正しかったかというと、私はそうは思いません。
父親が子どもを守ろうとしているつもりなのは分かります。
ですが、彼が行っているのはメディアの興味本位の報道を煽り、関係ない生徒を苦しめているだけです。これでは肝心の子ども本人もこれから卒業まで身の置き所がないはずです。
親は子供を助けるためには理不尽な事でもする、全くその通りです。
ですが、それが逆に無関係な人々を傷つけ、結果子どもを苦しめることがあるということもこの父親は理解すべきだったと思います。
この点に関してはTBしてくださったKIDさんの下記の記事が見事に突かれていますので、これ以上はそちらに譲りたいと思います。
http://blog.goo.ne.jp/fs-kid/e/7addbaac4a609547f24be06431f1ff48