goo

二人展終了しました。

昨日をもちまして、無事、西村陽一郎ワークショップ修了二人展を修了しました。
寒い中、雨の中、会場へお越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。

今回は、11月から計6回にわたるワークショップで行いました

フォトグラム、サイアノタイプ、ピンホールカメラ、江ノ島にて屋外撮影、ポートレート撮影、フイルム現像、プリント

のうち、フォトグラム、サイアノタイプ、の作品を展示しました。
その経緯などは下記に会場に置いておりました解説文を載せますので御覧ください。

次回の展示予定は未定ですが、今回の経験も踏まえ、細々とではありますが、創作を続けていきたいと思っております。
また機会がありましたらこちらにて案内させていただきます。
今回の展示も含め、ご意見ご感想などございましたらメールでもこちらのブログのコメント欄でも結構ですのでぜひぜひお願いします。

まだ寒い日が続くようですのでお身体にはお気をつけください。


前田るり
RuriMAEDA

+++++++++++++++++++

「原点回帰」

フォトグラム 6点
サイアノタイプ 2点

2003年、西村先生のワークショップに参加したのをきっかけに写真を始めました。その際、初めての暗室での作業がフォトグラムであり、今回参加した2度目のワークショップで、サイアノタイプにも挑戦することになりました。

2年半が経った今、カメラを用いない写真というものの面白さ、楽しさをあらためて実感し、もう一度自身の作品づくりの原点に立ち返る、という意味も込めて作品を選びました。カメラを用いた写真とは異なり、予期せぬ仕上がりになんとも言えない感慨を覚えます。また、偉そうなことを言うようで恐縮ですが、パソコン、デジカメの普及により銀塩写真関連の事業から縮小撤退を決める企業も増えつつある中、もう一度原点に返って、光と影の繰り広げるものとは何か、そしてその奥深さ、楽しさというものを考えることがあってもいいのではないか、という思いもあり、今回はあえてカメラを用いない写真を展示することにしました。

尚、いずれの作品も、身近にあるものを用いて作成しました。フォトグラムは、銀色のナイフ、フォーク、スプーンと乾燥パスタ(ラザニアに用いる波打った形状のもの)を砕いたものをモチーフに、サイアノタイプは、上述のパスタと米粒をモチーフにしています。

*フォトグラム(Photogram, Photogramm, Fotogramm)とは、
カメラを用いずに、印画紙の上に直接物を置いて感光させるなどの方法により制作された写真作品。(以下略)<フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』http://ja.wikipedia.org/ より>

**サイアノタイプ(Cyanotype)=青写真
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ