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lapis lazuli _ Ruri Maeda SunPrint Exhibition






4回目となる個展を開催します。
いままではモノクロオリジナルプリントによる展示でしたが、
今回は米国製 "SunPrint" という簡易サイアノタイプキットを
使って制作した作品を展示します。日光写真、というとわかりやすいでしょうか。
年初のお忙しい時期とは思いますが、ギャラリーにぜひ足をお運びいただき、
青と白の世界から何かを感じていただけましたら光栄です。

lapis lazuli
Ruri Maeda SunPrint Exhibition
前田るりサンプリント展

日時 2008 01 08 Tue - 2008 01 13 Sun 12:00-19:00 最終日-16:00
場所 Roonee 247 photography/東京 四ッ谷
東京都新宿区四ッ谷4-11 みすずビル1F

Party & やまぐちあきこ Mini Live
2008 01 12 Sat 18:00 start


*** 以下、プレス用資料より ***
lapis lazuli
Ruri Maeda SunPrint Exhibition
前田るり サンプリント展

そこにあるものを
その姿かたちのままに
青と白の世界へ

New York にある International Center of Photography 内のミュージアムショップで何気なく手に取った”SunPrint Kit”。 この出会いは、青と白の織りなす未知なる世界へと導いてくれる瞬間でした。
モチーフを、10センチ×10センチという小さな紙にのせて、日光の下に置く。
光を浴びた青はますます青くなるのと対照的に、モチーフの輝きを保つかのように浮き出てくる白。
その青と白で、見たものを素直に伝える......
そんな力が小さな作品たちにあるのを祈りながら、ひとつひとつ作っていきました。

*”SunPrint Kit”= 米国 Lawrence Hall of Science 製日光写真キット。
キットに入っている青い紙の上に被写体を置き、紫外線(日光)に当て、露光後、色の変わった紙を水で洗い、乾かして仕上げます。紫外線の当たった部分は青く、被写体に遮られた部分は白く、紙の色が変わっていきます。

* lapis lazuli = ラピスラズリ
《「ラピス」はラテン語で石、「ラズリ」はペルシア語で青の意》
藍青(らんせい)色を呈し、飾り石として古代から用いられる鉱物。
数種の鉱物の混合物で、黄鉄鉱が混じっており、磨くと濃い青地に金色の斑点が輝くので、青金石ともいう。
主産地はアフガニスタン。瑠璃(るり)。ラズライト。(「大辞泉」より)
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