開発を手掛けたネーミングのことや、マスキングテープを使った作品づくりに関するお知らせなど
Ruri Maeda * Information
ちひろ・平和への願い、旅する芸術家 ホジェル・メロ展
終戦記念日を間近に控えたある日、ちひろ美術館・東京で開催中の「非戦 ちひろ・平和への願い」「旅する芸術家 ホジェル・メロ展」へ。
★写真撮影は許可を頂いています。
◯「非戦 ちひろ・平和への願い」
ちひろさんの描くこどもたちの柔らかくやさしい絵とはまた異なり、そこには戦争の影が。
戦争という体験を経ているからこそ、のちに出るやさしい絵が生まれたのかも、と思いました。
戦中の様子を描いた作品には、さすがに胸が締め付けられます。
戦火を逃れた唯一の、戦中に描いた油彩画や、
戦中の書簡など実物も。「軍事郵便」の文字が、、、
いつものちひろさんのイメージからはかけ離れていて驚いた作品の数々。
終戦記念日を前に、戦争、生きること、しあわせとは、などを絵を通じて考える貴重な時間となりました。
気分を新たに、次の展示へ。
◯「旅する芸術家 ホジェル・メロ展」
ブラジルの絵本作家さんの、14冊の絵本から原画を展示。
お面や人形などの実物も展示してあるなど、工夫を感じさせる構成。
鮮やかな色遣いに、明るく陽気なものを感じた反面、
子ども達が労働する現場を描いた作品などは、重く暗い印象も受けました。
そこには、社会に対するメッセージが描かれているのかと思うと、単に見て読んで楽しいだけのものではない、絵本の奥深さを改めて感じました。
展示室に入ると、鮮やかな色に目を奪われます。
近づいてよく見ると細かいところまで点描してあるのがわかったり、と発見も。
船旅を描いた作品には、真っ赤な画面の大胆なレイアウトのもの(下の写真真ん中)も。
下の階の展示室へと続きます。
テキスタイルのパターンにも良さそうな作品が気に入りました。
いずれの展示も、10月25日まで。
東京都練馬区下石神井4-7-2
西武新宿線上井草駅下車徒歩7分 など。詳細はホームページをご覧ください。
休館日 月曜日 詳細はホームページをご覧ください。
10:00~17:00(最終入館16:30)