こんばんは
なかなか涼しく
なりませんね
週間天気予報で
木曜日にマーク
いくらか
秋に近づくといいですね
ちょっと前の記事ですが
アンディの
気持ち悪い
湿疹???
先日病院へ行った時
主治医先生から
思わぬ病名を
聞きました
主治医先生が
いろいろ調べるうちに
こんな病気も
あるんだよ~
的な
説明だったのですが
『皮膚の悪性リンパ腫』
病名だけ聞くと
最悪的な感じ・・・
これかどうか
見極めるには
皮膚をくりぬいて
生検に出す
もしそうだったなら
抗がん剤の投与に
なる・・・
そう言ってました
もちろん・・・
検査すら
望んでいないので
参考までに・・・(1) はじめに:皮膚の悪性リンパ腫(リンパ腫)とは
皮膚の悪性リンパ腫(リンパ腫)は、頻度の高い疾患ではありませんが、皮膚科医にとっては稀ならず診察する機会のある疾患です。しかし、皮膚のリンパ腫は病気の悪性度、治療法、生命への影響とも、いろいろなタイプを含むきわめて幅の広い疾患であることが知られています。そのため、皮膚に生じたリンパ腫が、たくさんあるリンパ腫のうちのどのタイプの疾患なのか、内臓のリンパ腫が皮膚に波及した可能性はないか正確に診断し、それに適した治療を行うことがきわめて大切です。自己判断で軽く見すぎたり、逆に悲観しすぎたりしない事が必要です。これ以下は患者さんの数が最も多い菌状息肉症(きんじょうそくにくしょう)について述べていきます。これ以外の稀なタイプ、たとえばリンパ腫様丘疹症、皮膚CD30陽性未分化大細胞リンパ腫、セザリー症候群、皮膚B細胞リンパ腫などについては国立がんセンターがん対策情報センターのHP上の「皮膚のリンパ腫」 (http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/skin_lymphoma.html) の項目でより詳しい情報が開示されています。
(2)最も多い菌状息肉症の悪性度は高くない
菌状息肉症は患者さんの数が最も多い皮膚のリンパ腫の代表的疾患です。通常人体の免疫を担当し、体を守るはずのTh細胞が体全体との調和なしに皮膚と関わりを持ちながら増殖して発症しますが、なぜ発症してくるかは原因は不明です。悪性度は高くなく、低悪性度のリンパ腫に分類され、進行もゆるやかです。菌状息肉症自体が直接の死亡の原因となることもありますが、あまり進行せず、寿命を全うできることも稀ではありません。HTLV−1というウイルスが感染し、全く同じ皮膚症状、経過を示すリンパ腫を生じる場合がありますが、ウイルスが検出された例は成人T細胞白血病・リンパ腫(ATLL)と診断されます。
(3) 菌状息肉症の症状と病期
病気の進行により、初期は紅斑期、それに続く扁平浸潤期(へんぺいしんじゅん)期、そして進行した腫瘍期に分けています。
紅斑期:
青年期から壮年期まで、どの年齢でも発症します。腰などの体幹や、四肢でも大腿など体の中心に近い部分に、痒み、痛みがあまりない、わずかに盛り上がった赤い皮膚病変が生じます。長期間にわたり出没したり、広がったり、場所が動いたりします。消えかけの際に皮膚が薄くなったり(萎縮)、乾燥したり、その部分だけ色が濃くなったり(色素沈着)します。見ただけでは他の皮膚疾患との見分けがつきません。やがて複数個が出没するうちに、数が増えてきます。この期間は数年から20年にもわたります。
扁平浸潤期:
紅斑期に続いて、紅斑の一部が表面が平坦なまま、厚みを増してやや盛り上がる段階です。皮膚全体を見ると、こうした赤色の局面のほか、紅斑期の皮疹や色素沈着、色素脱失、皮膚の萎縮などが混在します。自覚症状は軽く、熱やだるさなどの全身症状もリンパ節の腫大も伴いません。この期間は数年間続きます。
腫瘍期:
更に進むと扁平浸潤期の局面が隆起してこぶ状(腫瘤)に盛り上ります。やがて表面がただれたり、潰瘍化したりし、そこには痛みが生じます。治療の効果がないと数カ月で表面の潰瘍から各種の感染を繰り返し生じ、このために亡くなる方が出てきます。更に内臓に広がると進行を止めるのは困難(内臓浸潤期)で、多くは全身の感染症をコントロールできず数カ月で亡くなります。
(4) 間違われる事の多い疾患(鑑別疾患):
この疾患は他の皮膚病と区別が難しく、また、診断までにステロイド外用剤での治療が行なわれる例も多く、しかもそれ自体が菌状息肉症の治療にもなるため、長い間の観察ののちにようやく診断がつくことも稀ではありません。
症状が類似する疾患では、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎(かぶれ)、尋常性乾癬、類乾癬、深在性皮膚真菌症、皮膚結核、他のタイプのリンパ腫があげられます。
(5) 診断方法:
疑いのある皮疹を局所麻酔で少し切除し、組織検査を行います(皮膚生検)。この検査でリンパ腫の診断がつきますが、一度の検査では診断が確定しない事も少なくありません。その他、組織片を用いた遺伝子検索、血液検査、画像検査(最近ではしばしばPET-CTという方法が用いられています)を行い、内臓やリンパ節への浸潤がないかを検討します。繰り返しになりますが、皮膚症状を見ただけでは多くの疾患との鑑別は困難で、皮膚生検が必須です。
(6) 菌状息肉症の治療:
病期をもとに、年齢、持病など身体的条件、通院の都合など社会的要因を加味して治療計画を立てます。
紅斑期、扁平浸潤期は、局所療法(皮膚への直接の治療)が中心になり、ステロイド軟膏、光線療法を適宜組み合わせて治療を行います。光線療法では光増感物質のソラレンを外用、あるいは内服後に紫外線を当てるPUVA療法、あるいは311nmの波長の紫外線を選択的に用いるナローバンドUVB照射が用いられます。これで効果が不十分であれば全身療法としてインターフェロン(点滴)が用いられます。ほとんどの場合、この時期までは外来での通院治療が可能ですが、定期的に入院検査を行うこともあります。
扁平浸潤期で皮疹の数が多い場合はこれに加え、体表の浅い部分のみに到達する電子線を用いた放射線療法が行われる事があります。なおこの時期までは、内科領域で用いられる抗がん剤の全身投与は副作用と効果の関係からあまり用いられません。放射線療法は原則として入院治療になります。
腫瘍期では、上の全ての治療法に加え、しばしば抗がん剤による化学療法が併用されます。この時期では、一度は化学療法が効き、縮小、改善しますが、しばしば再び悪化し、化学療法の副作用と相まって、徐々に治療が難しくなる例が多く、死に至る例も少なくありません。皮膚に潰瘍が生じてくると、別途皮膚の局所に対する治療法を追加・変更し、特に二次感染の予防に努め、場合によっては放射線療法を追加します。この時期には入院と外来での治療を組み合わせて行うことになります。
(7)生活:
菌状息肉症は家族や他人に感染する恐れは全くありません。食事や入浴なども特に制限はありませんが、過労を避け、規則正しい生活を送る事をお奨めします。日光浴を奨める場合もありますが、直射日光に強く当たりすぎる事でかえって皮膚の防御力が弱められ、また特にPUVA治療中は大変強い日焼けを起しやすくなるため注意が必要です。この件についてはよく主治医と相談して下さい。定期的な通院、あるいは闘病が長期にわたることが多く、治療に対する効き目もすっきり現れないため、病気が大きなストレスになっている患者さんが少なくありません。ご家族や仕事、趣味の仲間などの理解と精神的な支えが特に大切な疾患といえます。
色々な病気が
あるんですね~~なんて他人事のように
先生と話してきました
ルルちゃんず通の方なら
おわかりかな???
口の周りを
チョッキンしました
今日もご機嫌よく
過ごしてます
らっちゃん
前へ出過ぎです・・・
今日も来てくださって
ありがとう~