頑張れO型家族(仮)

O型家族、黒猫、たまに黒鱒日記、そして鳥に目覚める。

やぶ漕ぎ。

2013-08-28 23:24:39 | Weblog
そういえば、
千刈ダム遠征記、

忘れてました。

昨年、ヨーヨーと爆釣した三マル君たちが、
四マルオーバーに成長し、
釣れすぎて左手は歯形でボロボロ、
もーしばらく釣りはいーやー、

なんて、甘い想像虚しく、
コトシは撃沈。

ここ数年で類を見ないくらい、
バスよドコ逝った?
てな感じ。


こんなトコをじゃぶじゃぶ。



こんなとこもジャブジャブ。



ココは胸辺りまで水没し、



ほぼ、こんなかわい子ちゃんと戯れる結果。

そりゃ遠征記も気合入りませんわ。




そもそも、
実弟に教えてもらい、
通い始めて10数年。

何度遭難しかけたことか。。


以前はもっと水量が多く、
川筋を横切っての上流作戦は不可能。
東岸のケモノ道を無心でさかのぼった事があります。

倒れた丸太を乗り越え、
くもの巣を引きつれ、
背より高い雑草がだんだんトンネルを作り、
そのトンネルは徐々に狭くなり、
真夏なのに辺りは薄暗く、
遠くで聞こえる川のせせらぎで、
はっ、と我に返ります。

あれ?流れ込み?最上流過ぎてる?
てゆうか、ココどこ?
前も後ろも、うっそうと茂る森の中。
突然イノシシが現れるか、
足元でマムシにやられるか。
勿論、短パンTシャツサンダルの3点装備。
戦闘力は2くらい。

やばい、ここでやられたら3週間、
いや、3ヶ月は助けが来ない。

相当優秀な警察犬が、
クルマの僅かに残る加齢臭から、
ココにたどり着ける確率は・・

そんなことを冷静に考えてる矢先、
右前方で「ガサッ」と物音。

で、釣竿2本握り締め、
中腰のまま、
全力でトンネル出口(入り口?)へ、
猛々ダーーッシュ。
あの頃は確か30後半。


あー生きてて良かった。



そんなこともありました。



あと、そうそう、

数年前、今の水位でジャブジャブ最上流へたどり着き、
ちょっと一息と、陸へ上がった瞬間、

突然、右足親指先端に、
アタマまで突き抜けるような激痛が走ります。

足元を見ると、オレンジと黒の縞模様の彼。



ニモ?

いや、ハチですな。

当然、その時も私の戦闘力は2くらい。

やばい、ここからクルマまでは急いでも約30分。
いや、急ぐと毒が回って、
いや、行かないとたぶん助けは、
ん~、ココは毎日のようにウエーディングで上がってくるバサーもいるし、
最悪でも発見は明日の朝か・・・。

なんて、わりとリアルな想像と分析をくり返し、

はっ、毒出さないと!
と、傷跡をしぼるも、出るのは血だけ。 

そういえば、さっきのニモ、
いや、ハチはまだ足元で、

ん?なんか運んでます。
でっかいクモの死骸。
しかも飛び立つ気配なし。

スズメバチでもクマンバチでもなく、
濃いオレンジのニモ、いやハチ。

もしかして私、
うっかり君のエサをふんずけた?

で、怒った君は、針ではなく、
そのデッカイ口で噛んだ?

その後、そんな出来事もすっかり忘れ、
日没までおさかなと戯れていたことから、
その推理はたぶん正解だったと。




あら、なんか昔話が長くなっちゃいました。
昔話を始めると人生の折り返し、って誰か言ってたっけ。
てゆうことは結構長生きするのかしら。

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