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釣りバカGの釣行記と釣りのあれこれ

アジ釣り講座2 トリックサビキ釣り

2019年03月01日 | アジ釣り講座
トリック仕掛けもサビキ釣りと同様にアジ釣りの入門にピッタリの釣法です。
ポイントは竿下のサビキ釣りと同じですが、トリック仕掛けはそれ以上の釣果を上げるために工夫された釣法といえます。

私が実釣に使っている竿下サビキ兼用のロッドは20年ほど前に購入したNFTのPOWER LOOP水影硬調21尺と10年ほど前に購入したシマノの光風超硬調21尺です。

コマセカゴは使用せず、スピード餌付器で鈎にアミエビを擦り付け、静かに竿下に下ろすようにします。
寄せ餌は海水で薄く溶いたイワシミンチの水コマセを切れ間なく途切れないように少しずつ撒くことも同様ですが、餌取りが多い時はこまめに餌を付け直すことが釣果に直結します。

なお、市販されているトリックサビキには3号のオモリが付いていますが、アジが何匹も同時にハリ掛かりすると四方八方に暴れるので仕掛けが大変絡みやすく、ロスが増え手返しも悪くなります。
その防止策として、私は6~7号のオモリの付け替えることをお奨めしています。

また、仕掛けの全長は、竿の全長より30cmほど短くすると、左手にオモリを右手に竿尻を持ってサビキをスピード餌付器に通しやすくなり手返しが早くなります。

釣れる時間帯は、夕マヅメから朝マヅメまでがベストですが、場所や天候などによっては日中でも釣れますので、固定観念を持たないことが大切です。
私自身、数年前の秋、勝浦の川津港で朝の9時から午後3時までに15~23cmを200匹以上釣り早上がりしたことがあります。
その日は、投げサビキ釣りでも同様の入食いでしたが、手返しの早い分だけ釣果に差が出ました。

夜釣りの場合、竿先用のギョギョライトワンタッチ SSを装着するか又はケミホタル37を道糸に通したパイプに差込み水面から20㎝ほどにセットすると見やすいし、オモリのすぐ上にケミホタル25 ミニを同様に装着すると取り込みやすくなります。


トリックサビキは、一定の棚で竿を固定し静かに待つことがポイントです。
ロッドホルダーを使用すると両手があいて、アジをクーラーボックスに入れたり、お弁当を食べたりするのに大変便利です。

私は、後述のカゴ釣りやアオリイカの活き餌釣りにも大変便利な竿掛けバケツ、釣工房黒潮の「釣楽(ちょうらく)」を使用していますが、ロッドホルダーが上下左右に角度調整できますし、また、海水を入れて安定させるため大口径のバケツをベースにしていますので、コマセバケツ、水汲みバケツ、スピード餌付器等がコンパクトに収納でき、スピード餌付器やエアポンプをしっかり固定する金具が付いていて重宝しています。








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