さあて…どこからどうやってお話してよいのやら…。
今回の岩手入りも怒涛のような、そしてとてもとても濃い時間を過ごしました。
ブロガーのはしくれだと言うこともすっかり失念するほど、まったくの素の自分で再会を、邂逅を、楽しみました。
時間はまったく足りず、あっという間に楽しい幸せな時間は過ぎてゆき、心残り…心を花巻に今も置き忘れていますが、ゆっくりとではありますが記事を書いていきたいと思います。
10月にある遠野の奉納は残念なことに事情により宿の予約もキャンセルせざるを得なくなり、とりあえず新幹線のチケットだけは予約していたもののどうするかハッキリしなかった花巻まつりへ、これでハッキリ行くことを決心しました。
はじめ日帰り決行の予定でしたが、当日春日流八幡鹿踊さんが地元の例大祭に出るために花巻まつりの鹿踊りパレードは欠場されるとのことを遅ればせながら知り、台風の影響で危ぶまれた天気をぎりぎりまで見極めて、出発前日の早朝に宿を滑り込みで予約・新幹線の変更手続きを終えて、急いでお泊りの用意を整えました。
花巻まつりは何度もお誘いの言葉を頂いていましたが、暑さが苦手で危険な私にとってはなかなか決心がつかない一大イベントでした。
しかし今年は比較的暑さが穏やかな夏。
天はいろいろと味方をしてくれました。
9月9日(金) 東京駅12:36分発 北上15:33分着 やまびこ51号
E5系の新幹線は初めて乗りました。
座席でスマホの充電が出来るのが嬉しいですね。
東京発・盛岡行きですが、私のお隣は3人入れ替わりました。
東北自動車道とほぼ平行して東北新幹線は走っていますが、やはり東北道からの景色の方がよいので、それが分ってからは通路側の席を予約するようにしました。
私がそうされるのはまったく構いませんが、席を立つときに他所の人の前を横切るのがやっぱり憚られますから。
仙台駅手前に太白山が見えてきて、また仙台を素通りし、岩手へ向かいます。
3時間はあっという間。
スマホで連絡を取ったりしているうちに、北上にいよいよ到着です。
花巻駅付近では(当たり前ですが)もう宿泊の予約が出来なかったので、北上駅東口からすぐのビジネスホテルを取りました。
さすが北上。
鬼剣舞(おにけんばい)の人形がお出迎え!
水沢江刺駅では鹿踊りの人形だし、さすが郷土芸能の宝庫・岩手ですね!
駅を出て見上げると…こんな爽やかな空が広がっていました。
初めまして、北上。
前途洋々の予感!
ホテルにチェックインして小休止。
荷物を整理して、いよいよ夜の群舞かがり火鹿踊りへ行く準備をします。
東北本線の時刻表をチェック、バッグの中身をなるべく軽くして…と。
少し早いけれど、涼しい風に当たりながらホームで電車を待つことにしました。
学校帰りの生徒さんたちなどがホームに三々五々集まってきます。
飲み物を買って飲みつつ、椅子に座って涼しい風に当たりながらスマホを取り出すと…。
うーん、もうすぐ購入して丸1年になる最近、どうもバッテリーの減りが早くなってきました。
ホテルで出来るだけチャージしていたのに、通信しているとあっという間にバッテリーが減っていくし。
まっいいか、羊子から借りて予備を持ってきてるからね。
…って???
えっ?そ…そんな、まさかね…!?
(ゴソゴソ)
(もう一度、ゴソゴソ)
(またもや、ゴソゴソ)
(何度も、ゴソゴソ)
あ…iPhoneのケーブル…
…ホテルに置いてきたわ…
やっちまった…(T▽T;)アハハ…ウフフ…
“バッグの中をなるべく軽くして”が今、頭の中まで空っぽにしてくれたぜ!
自分のせいだけどさっ!
前途洋々じゃないじゃん!
セルフ突っ込みの嵐です。
背中に薄ら寒いものを感じながら、どうしようこれから取りに戻るか?いや、もう間に合わないし!と葛藤との戦いです(笑)
結局取りに戻ることは諦めて、花巻駅近くで手に入れられることに一縷の望みをかけながら電車に乗り込みました。
電車の車窓から見える夕方の北上の空には、美しくダイナミックなフォトジェニックな雲が見えます。
いつもの私ならここで一枚写すところでしたが、バッテリー温存のため泣く泣く諦めました。
ああ、綺麗な空だったなぁ…。
電車の中では中学生ぐらいの団体がワイワイ楽しそうに乗っていて、そのうちの1人がつい大きい声で話してしまうと友達がシーッと何度もたしなめている様子がとっても微笑ましかったなぁ。
きちんと公共マナーを守ることを教わっているんだなぁと感心しました
途中 『むらさきの』 の駅名の表示を見て、つい私の好きな額田王(ぬかたのおおきみ)の歌を思い出しました。
駅のホームにはススキの群生がいくつかあって、それも相まって、実にいい雰囲気です。
実際は“紫野”ではなく“村崎野”ですが、京都には村崎野→紫野に変化した地名があるそうです。
『あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る』
そして、いよいよ花巻駅に到着です。
(次回の記事は…画像がいっさいありません。最初に言っておかねばっ^^;)
■花巻へ 其の弐 花巻まつり・かがり火鹿踊り■につづく
#鹿踊り #ししおどり
今回の岩手入りも怒涛のような、そしてとてもとても濃い時間を過ごしました。
ブロガーのはしくれだと言うこともすっかり失念するほど、まったくの素の自分で再会を、邂逅を、楽しみました。
時間はまったく足りず、あっという間に楽しい幸せな時間は過ぎてゆき、心残り…心を花巻に今も置き忘れていますが、ゆっくりとではありますが記事を書いていきたいと思います。
10月にある遠野の奉納は残念なことに事情により宿の予約もキャンセルせざるを得なくなり、とりあえず新幹線のチケットだけは予約していたもののどうするかハッキリしなかった花巻まつりへ、これでハッキリ行くことを決心しました。
はじめ日帰り決行の予定でしたが、当日春日流八幡鹿踊さんが地元の例大祭に出るために花巻まつりの鹿踊りパレードは欠場されるとのことを遅ればせながら知り、台風の影響で危ぶまれた天気をぎりぎりまで見極めて、出発前日の早朝に宿を滑り込みで予約・新幹線の変更手続きを終えて、急いでお泊りの用意を整えました。
花巻まつりは何度もお誘いの言葉を頂いていましたが、暑さが苦手で危険な私にとってはなかなか決心がつかない一大イベントでした。
しかし今年は比較的暑さが穏やかな夏。
天はいろいろと味方をしてくれました。
9月9日(金) 東京駅12:36分発 北上15:33分着 やまびこ51号
E5系の新幹線は初めて乗りました。
座席でスマホの充電が出来るのが嬉しいですね。
東京発・盛岡行きですが、私のお隣は3人入れ替わりました。
東北自動車道とほぼ平行して東北新幹線は走っていますが、やはり東北道からの景色の方がよいので、それが分ってからは通路側の席を予約するようにしました。
私がそうされるのはまったく構いませんが、席を立つときに他所の人の前を横切るのがやっぱり憚られますから。
仙台駅手前に太白山が見えてきて、また仙台を素通りし、岩手へ向かいます。
3時間はあっという間。
スマホで連絡を取ったりしているうちに、北上にいよいよ到着です。
花巻駅付近では(当たり前ですが)もう宿泊の予約が出来なかったので、北上駅東口からすぐのビジネスホテルを取りました。
さすが北上。
鬼剣舞(おにけんばい)の人形がお出迎え!
水沢江刺駅では鹿踊りの人形だし、さすが郷土芸能の宝庫・岩手ですね!
駅を出て見上げると…こんな爽やかな空が広がっていました。
初めまして、北上。
前途洋々の予感!
ホテルにチェックインして小休止。
荷物を整理して、いよいよ夜の群舞かがり火鹿踊りへ行く準備をします。
東北本線の時刻表をチェック、バッグの中身をなるべく軽くして…と。
少し早いけれど、涼しい風に当たりながらホームで電車を待つことにしました。
学校帰りの生徒さんたちなどがホームに三々五々集まってきます。
飲み物を買って飲みつつ、椅子に座って涼しい風に当たりながらスマホを取り出すと…。
うーん、もうすぐ購入して丸1年になる最近、どうもバッテリーの減りが早くなってきました。
ホテルで出来るだけチャージしていたのに、通信しているとあっという間にバッテリーが減っていくし。
まっいいか、羊子から借りて予備を持ってきてるからね。
…って???
えっ?そ…そんな、まさかね…!?
(ゴソゴソ)
(もう一度、ゴソゴソ)
(またもや、ゴソゴソ)
(何度も、ゴソゴソ)
あ…iPhoneのケーブル…
…ホテルに置いてきたわ…
やっちまった…(T▽T;)アハハ…ウフフ…
“バッグの中をなるべく軽くして”が今、頭の中まで空っぽにしてくれたぜ!
自分のせいだけどさっ!
前途洋々じゃないじゃん!
セルフ突っ込みの嵐です。
背中に薄ら寒いものを感じながら、どうしようこれから取りに戻るか?いや、もう間に合わないし!と葛藤との戦いです(笑)
結局取りに戻ることは諦めて、花巻駅近くで手に入れられることに一縷の望みをかけながら電車に乗り込みました。
電車の車窓から見える夕方の北上の空には、美しくダイナミックなフォトジェニックな雲が見えます。
いつもの私ならここで一枚写すところでしたが、バッテリー温存のため泣く泣く諦めました。
ああ、綺麗な空だったなぁ…。
電車の中では中学生ぐらいの団体がワイワイ楽しそうに乗っていて、そのうちの1人がつい大きい声で話してしまうと友達がシーッと何度もたしなめている様子がとっても微笑ましかったなぁ。
きちんと公共マナーを守ることを教わっているんだなぁと感心しました
途中 『むらさきの』 の駅名の表示を見て、つい私の好きな額田王(ぬかたのおおきみ)の歌を思い出しました。
駅のホームにはススキの群生がいくつかあって、それも相まって、実にいい雰囲気です。
実際は“紫野”ではなく“村崎野”ですが、京都には村崎野→紫野に変化した地名があるそうです。
『あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る』
そして、いよいよ花巻駅に到着です。
(次回の記事は…画像がいっさいありません。最初に言っておかねばっ^^;)
■花巻へ 其の弐 花巻まつり・かがり火鹿踊り■につづく
#鹿踊り #ししおどり