ヒガンバナ “彼岸花” マンジュシャゲ “曼珠沙華” 彼岸の入りですね。 先日多摩川にススキを探しに行って見つけた蕾が、今日はこんなに咲いています。 私は彼岸花と呼ぶよりも、曼珠沙華というほうが好きです。 調べてみると、梵語の Manjusaka(マンジューシャカ) “天上の赤い花” を意味していて、法華経の『摩訶曼陀羅華曼珠沙華(まかまんだらげまんじゅしゃげ)』から出ているそうです。“曼陀羅華”はチョウセンアサガオのことで、“吉兆として赤い花が天から降る” という経典からきているといいます。 ヒガンバナを曼珠沙華に当てはめたのは江戸時代以降のことだそうですが、仏花としてとても大切にされていたそうですよ。 特にご年配の方などは、この花を持ち帰ると火事になるとか、触ると手が腫れるとか、縁起の悪い花だといって忌み嫌う傾向があります。 実はこの球根にはリコリンというアルカロイドが含まれていて、有毒なのです。 ただし水にさらすと融解して毒がなくなり、良質な澱粉がとれることから飢餓の時などには食用に、粘着力の強いものなので糊付けの糊などに利用されたそうです。 のちにさまざまに言い伝えられ、忌み嫌われるようになったのは、もしかしたら、毒を持つ花に子供たちを近づけないようにするための思いが、そうさせたのかも知れませんね。 お隣の韓国ではこの花を 『相思華(サンシチョ)』 というそうです。 花と葉が決して会うことはなく、互いに思い焦がれ合う、というちょっと素敵な意味です。 曼珠沙華は1日でずいぶんと大きくなるのが分かります。 球根に沢山の養分が含まれているからです。 花が咲き終わると葉が伸び始め、その葉は秋から冬、そして春と栄養をつくり続け、夏になると枯れてゆくのです。 秋の彼岸の頃に、妖しく美しい花を咲かせるために…。 |
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咲きましたね。
どぉも、身も心もガキンチョ!?(失礼・・・身はおじさんでした。)のせいなのか、このような妖しい艶やかさを持った感じが、好きになれないのですが・・・。
どちらかというと、小さく、道ばたにポット咲いているような花が好きです。色は白が良いですねぇ。
とはいえ、見事に咲いている曼珠沙華に拍手!
誇らしげに、高い秋の空に向かって、存在をアピールしているように見えます。
これほど赤が相応しい花は無いんじゃないかと思います。
まだ咲いているところを見てないので、
明日から早速探したいと思います~。
りょう様に感化されて曼珠沙華のイラストを「十五夜」様から借りちゃいました~♪
大輪のようで大輪でない?
鮮やかすぎる赤だから花びらとの隙間が丁度バランスも取れてて、結構根強いんですよね。河川の岩場などでもしっかり咲き誇ってるのを見つけますよ。
それにしても羚英さん、よくもここまで詳しくお調べになりましたね。大変お勉強になりました(*- -)(*_ _)ペコッ
こんなに蕾はなかったと思ったんですが、いっぱい咲いていました!
左方向の草むらの中にもゴソゴソありましたよ。
私も木や草花が好きです。
特に自然に咲いている花や植物がいいですね♪
曼珠沙華は、あまりに母が驚かすので小さい時は綺麗だと思いつつもちょっと怖かったのが本音(笑)
でも大人になると、なんだかとても好きになりました。
1番好きな秋に咲く花なので余計にそう思ったのかもしれません。
見かけられなくなりました…。
真っ赤な絨緞はもう見られません。
ちょぼちょぼと、申し訳程度に咲いているのがほとんどです。
愛好者が持っていってしまうことが多いそうで^^;
自然のままにしておいて欲しいなと思います。
>球根なのが笑っちゃいますね
そう、球根なんですよね!
だからなおの事、持って行きやすいんですよぉ
古来、日本人は自然界にある色を愛で、日々の生活の中にその色を表現しようと常にありましたね。
曼珠沙華の色も、漆器や衣や建物の中などに見ることが出来るように思います。
日本人にとって、馴染みの深い赤なんでしょうね(^^)
だから不思議と心引かれるんでしょうか…
>花びらとの隙間が丁度バランスも取れてて
そうなんですね!
だからまとまりで咲いていても、存在感がすごいのに決してしつこくないんです
古都・京都の風景と曼珠沙華は、とても絵になることでしょうね~(^^)
次の『赤』の季節、
京の街が真っ赤になる紅葉の頃には、また素敵なお写真で楽しませて下さいね
ああ、常寂光寺の紅葉をまた見に行きた~い
とても情熱的な歌だったのを子ども心に覚えています。
秋のお彼岸は寂しくないない。
『ごんぎつね』を思い出してしまいます。
昔見た挿絵って、いつまでも心に残っているものですね。
また、それを見ると思い出す、曲やその時の思い、そして匂い(美味しい匂い!)などもありますね
昨日の夜に、窓を開けたら風に乗って甘い香りがしていました。
もしかしたら、もうすぐキンモクセイが咲き始めるのかな?
あの香り、嫌いな人もいるそうですが、私は大好きで、香りをかぐと思い出す場所があるんです