新型隼、カッコいいんですが、改良されたとはいえ変わらない排気量のエンジン、全くキャリーオーバーのフレームと開発にお金がかかるところは先代と同じだ。
確かに見た目は隼とわかりやすくありながらも、新型だと思えるデザインだ。
電子制御もこれでもか!と言うほどてんこ盛りになっている。
https://young-machine.com/2021/02/05/163155/
ヤングマシンの記事にはエンジン関係の改良が事細かに記してある。
https://young-machine.com/2021/02/05/163229/
同じくヤングマシンの記事のだが、フレーム、足回りはシートレールとマフラーの軽量化ぐらいしか改良されていない。
車ではエンジンがそのままだったり、フレームもバルクヘッド(エンジンと運転席助手席の間にある壁)が流用されることは珍しくない。もちろん見た目は全く違うんだけども。最近なら日産のZがそうだ。
エンジンこそ全く違うが、ボディは見えない所はほとんど使いまわし。ドアの内装は同じイメージだ。
デザインで上手く誤魔化しているは、キャビン周りは同じだ。きっとフロントガラス等は同じだろうな。
いやいや、あんた、と言うことは新型隼には「否」かいな?
そんなことはない。むしろ「是」。
スズキはよく出してくれたと思う。
メガスポーツが無くなっていく中、隼は最後のメガスポーツとなるだろう。ホンダは早々に無くしたし、ヤマハははなっから存在してないし、カワサキはH2 SXでツアラーへとシフトした。ツアラーとメガスポーツの境はあいまいだが、、、。海外メーカーも然りだ。
新規エンジンの開発には一説には数百億円かかると言われている。車なら他車への使いまわしもできるが、そもそもの販売台数が少ないバイクにおいては新規エンジンを作っても流用が効かないという面がある。カワサキはジェットスキーにも使っているらしいが、それでも台数的には限られているだろう。
250ccに二気筒が多いのは125ccのピストンを使えるから、と真偽のほどはわからないがなるほどねと思う話を聞いたことがある。
今後の排ガス規制を考えると、190馬力へのダウンも仕方ないだろう。ちなみに我がZX-14Rは200馬力だが、実際に出したことは無いと思う。出せるわけがない。
電子制御は実際に走っている時に体感することはまずないだろう。
ABSを効かせるほどのハードブレーキはスピード出し過ぎだし、トラコンが効くほど
タイヤがスリップするならアクセル開けすぎだ。我がZX-14RにもABSとトラコンは装備されているが、今まで利かしたことは1回ぐらいだ。
クルーズコントロールとクイックシフトは正直羨ましい。
ないとは思うが、自分が乗り換えるとするなら、まずポジションは気になる。前回も書いたがZX-14R購入時に比較したが隼のポジションはハンドルが遠くて低い。スパースポーツほどではないにせよ、まあまあつらいポジションだ。今回少し手前になったようだが、そこは気になる。
次に大型バイクではしょうがないのだが熱問題。隼に限らず夏場にはエンジンからの熱は耐え難いものがある。水温が上昇して電動ファンが回りだしたら最悪だ。渋滞も信号待ちですら夏場は堪える。この辺我がZX-14Rはすごく良くできていて、足首以外は熱くない。
隼はフレームまで熱くなるらしい、基本構造が変わっていないので、ここも変わらずだろうな。
あとは価格。おそらく200万オーバーになるだろう。先代の隼が新車の年式落ち在庫車なら120万円で買えたことを考えると、、、いかにも高くなったという印象だ。
ZX-14Rも当時は高いなと思ったけども、今となっては安く感じる。ローンも終わったし。
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