原作はほとんどギャグマンガなので、実写化はどうかと思いますが、
例えば荒川アンダーザブリッジとかのように、それほど不自然?では
なかったです。むしろ原作をなぞっていく前半では笑いが起きるほど
だったので、原作の秀逸さが感じられました。
ところが、上戸彩がキャスティングされてる時点で予想されていましたが、
後半に向けオリジナルストーリーが入ってきたところから様子は一変
します。タイムスリップ物にありがちな歴史が変わっちゃう、どうしよう!
パターンです。バックトゥザフューチャーなどタイムスリップすることで、
歴史が変わってしまうなどは枚挙に暇がありません。
ご多聞にもれず、上戸彩役が過去に行くことで歴史が変わるので、みんなで
どうにかしよう!なるのですが、主人公ルシウスが何度も現在に来て、現在の
ノウハウを過去に持って帰ってるのはどやねん?と思ってしまうのは只の
意地悪でしょうか?
前半に起きていた笑い声も後半は全く鳴りを潜め、かといって感動的なシーンは
なく、明らかに原作の出来を大きく下回るストーリーでした。
この辺りの難しさは宇宙兄弟にしろ原作が進行中であることから、組み立てが
難しいとは思いますが、いわゆる原作レイプと揶揄される結果になると思います。
作る人の思いと金儲けする人の思いが違う結果だと思います。
それでも、1話完結の原作ベースだけあって原作の要素はうまく取り入れられ、
笑いが起きるのはそれだけ原作のレベルが高いのか、忠実に再現しているかだと
思われます。この辺は宇宙兄弟より面白いと思いました。
映画の後は温泉に行きました。
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