リューブログ

この国の行き先



「す またん」を毎日欠かさず録画して観ていますが、その宣伝に
やられたわけではありませんが、買って読みました。
わかりやすいので好きなんですが、時々感情的になるのも真実味が
あっていいのかなと思います。

年金はその制度をリセットして一からやり直すのが一番だと思います。
全員で痛みを負えばいいのではないのでしょうか?誰かが得をし、他方で
損をするのではなく、どうせ返ってくる見込みもない財源もない年金です。
今までのを国民全員で諦めて、新しい制度をスタートさせるべきだと思います。

原発事故については、健全な原発を燃料棒を取り出し安全に廃炉にしたか
どうかもわからない日本で、事故で中がどうなっているかわからない
原発を無事に処理できるとは思いません。4号機の使用済み核燃料も
含め今後何十年も苦しまなければならないでしょう。

今後の原発政策については、この本を読む前に小出先生の著書を読んでから
脱原発と結論出ています。トイレのないマンションという例えはうまいなと
思います。核廃棄物を出しながらそれを処理できない現状は異常だと思います。
ただそのスピードはゆっくりでいいと思いますが、再稼動を急ぐ必要も無いと
思います。停止中の原発も地震で格納容器が壊れることもあるかもしれません。
なにも冷却できないだけが、事故の原因ではないかもしれないのです。

日本の財源は詰みなのかもしれません。経済のことはイマイチわからないのですが、
この不景気もこの国の財政状況を見るととても散財する気になれないのが、
実情だと思います。

日本の自給率はカロリーから出されていますが、それがおおよそ意味の無いことだ
わかりました。自給率は40%切るぐらいですが、なぜカロリーからになったのか?
農家の票は大きいのですね。

橋下市長には期待していますが、報道の偏重にはうんざりです。原発対応に
ついても神戸と京都は大阪と同調しないようですが、しょうもないプライドで
反対しているとしか思えません。改革に動き出した大阪がうらやましいです。
神戸も株式会社神戸と言われたのはもう昔。きつい現状を誰がどう打破するのか?

北方領土については、がちがちの右ではないので二島返還がいいのではないかと
思います。現状も知らず無責任な考えですが、いつまでも全島返還を主張しても
通りませんので、ロシアとの関係がいい時に歩み寄るというのが現実的では
ないでしょうか?

この本を読んだからというわけではありませんが、今の日本の問題はどうすれば
解決できるのでしょうか?おそらく国民全員が納得できる解決策はないでしょう。
全員が差こそあれ痛みを分かち合うような策でないとならないはずです。権益や
権利を主張するだけではこの国は良くならず上向きになりません。それを誰が
いつやるのか?できるのか?
一度壊滅的にまで悲惨な状況になるのを待つのか?それも選択肢の一つかもしれません。
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