その中でも面白かった本をいくつか。
「ハイスコアガール」
これはネットカフェで読んだわけではないけども、ぜひとも取り上げなければいけないコミック。悲願の復活を遂げたのだ。連載も再開とのことでうれしいことこの上ない。こんなに面白い漫画を終わらせるのは惜しい。
相変わらず面白い。
「ワカコ酒」
これを読むと飲みたくなる秀作。１品とお酒で「ぷしゅー」と真似てみたい。
女性が独り飲みなどはなかなか見ないが、東京では珍しくないのか？しかも結構渋い料理チョイスだしね。こういうのは飲めない側からするとうらやましい。
「喰う寝るふたり 住むふたり」
正直絵的には好きではないが、読んだら面白かった。男女それぞれの視点で同じエピソードというのも手法としては新しく面白い。同棲漫画だから成り立つ手法だと思うが、これがドラマ化されたというから驚きだ。どうなったかは知らないほうがいかもしれない。
５巻で終わっていたがキレイに終わっていると思うし、この手法がいつまでも続くのもどうかと思う。
「一緒に遭難したい人」
随分と買っていなかったので読んでみたら、面白かった。が、途中から恋愛話ではなくなり物づくりになってしまっているのは、作者の年齢によるものだろうか？ファッション的にも時代の移り変わりをどうしても感じてしまうのはしょうがないね。
そろそろエッセイまんがに鞍替えすればいいのではないだろうか？
ここ数年で料理漫画、クッキング漫画、グルメ漫画などなど言い方はそれぞれだが、食を扱った漫画が増えたと思う。もちろん以前からあったが例えば美味しんぼのように究極や至高などという現実離れした料理が出てきたり包丁人味兵のように料理対決なんてことなく、普段から食べられる料理であったり地方の名物を紹介するケンミンショー的な身近な食を取り上げた漫画が増えた。
増えたのはいいが中にはどうしようもない食と結びつけた漫画もあったりするのは残念だ。「不倫食堂」などは料理よりもエロ描写中心ではないかと思うが、こうでもしないと厳しい中では生き残れないことを考えると、本当に描きたいものが描けない作者には同情すべきかもしれない。
最近はバトル系の漫画を避けているわけではないが、どうも読むのがしんどい。歳のせいか、心が疲れているのか、、、
