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虐待ではないですよ

2020-02-12 18:45:20 | 日記

 
 
  

会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っています、りゅうこころです。ryukokoro

「子供を叩いてしまいました、すごく落ち込んでいます・・・どうしたらよいでしょうか」こんなご相談を受けました。
     
家事や育児で泣き止まない子供さんに、つい『イラッ!』として手を挙げてしまう事・・・ありますよね。
  
僕は男なのでその心理を理解しろ!と言われてもわかりません。だって男性は女性の欠陥品なんですから。大真面目にそう思ってます。女性が命を育んでくれなかったら、男性はこの世に存在すらしないのです。でも判らないなりに「少しでも分かち合いたい・・・」という気持ちは本物です。
  
幼少期に母親を亡くしていますので余計この気持ちは強いかもしれません。



目次  

 
  1. 世間の声と悩み
  2. お母様の苦しみ  
  3. 私の言葉
  4. 結ばれた絆
  5. 当たり前の事  
  6. 生きていてくれてありがとう!!

世間の声と悩み


    
「お腹を痛めて産んだ子供を叩くなんて!」
  
「自分の感情がコントロールできないだけじゃないの?」
  
なんて言葉を耳にしました。でも、そんな事判っているんです!!
  
判ってても手が出てしまった事に悔やんで苦しんで、それでも勇気を出して僕に声を掛けてくれたのです。素晴らしいじゃないですか!勇気を出してくれたのです。お母様は真剣に、そして切実にに落ち込んでいらっしゃるのです。



お母様の苦しみ
  

でも自分ではどうしていいか分からない。子供に嫌われてしまったのではないか、怖がられてしまったのではないか・・・と目も合わせられない状況だと伺いました。
   
母親としてすごく怖い日々を過ごしていらっしゃったのだと察します。お腹の奥の方から頑張って頑張って、絞り出すような声でお話しされたこのお悩みを聞いて僕は答えました。



私の言葉


苦しく、怖く、寂しく、そして苦しい日々を過ごされてきたのだと思います。もう少しだけ勇気を出してお子さんの瞳を見てください。
  
(お子さんは隣に座っていました)
   
きっとお母さんに叩かれた事よりも今、まさに悩んで苦しんでいるお母さんが心配で心配で仕方がない瞳をしていらっしゃいますよ。『お母さんを心配してくれてありがとう!』と抱きしめてあげて下さい。それがお子さんにとって一番大切で一番欲しかった、お母さんの温もりです。さあ、勇気を出して今やってみましょう!



結ばれた絆


「〇〇ちゃん、お母さんを心配してくれてありがとう。。」 
「いつものお母さんだ!!お母さん、抱っこー!!」
  
お母様は涙を流しながらお子さんを抱きしめられました。

「お母さんどうしたの?〇〇が悪いことしたならごめんなさいするから」
   
子供の心は純粋でまるで太陽の様です。大人の様な見返りを求めず、自分の大好きなお母さんの事を自分が叩かれたことなどすっかり忘れてしまうほど心配していたのです。
   
「ありがとう、お母さん〇〇ちゃんが大好き!!」
「うん!〇〇も、お母さん大好き!!」
  
お母様は苦しみから解放され、お子さんは更なる愛情に包まれました。



当たり前の事  


日常で誰にでも何処でも起こってしまう出来事が、お母様にとってもお子さんにとってもどうして良いか分からないほど深刻な問題だったのです。
   
これからお子さんが成長するにつれ、
  
「勉強しなさいゲームばっかりして!」とか
  
「帰ってきたらただいまくらい言いなさい!!」
  
など場合によっては手を挙げてしまう事もあるでしょう。
  
近年地震や台風などの自然災害や交通事故などで突然我が子を失ってしまった親御様ならきっとこう言われるのではないでしょうか。。。



生きていてくれてありがとう!!


目の前にある幸せな現実が当たり前ではない事は、普段の生活からはなかなか理解できない事です。でも・・・朝はかならずきますから!! 
  
この記事を書くに辺り、被災された方々に深い敬意の念を払うと共に一刻も早い復興復旧をお祈り申し上げます。

りゅうこころでした。ryukokoro