会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っています、りゅうこころです。ryukokoro
目次
- 女性専用車両とは
- 乗りたくない 1
- 乗りたくない 2
- 乗りたくない 3
- 乗りたくない 4
- まとめ
女性専用車両とは
女性専用車両は、痴漢被害におびえる女性を助けるシステムです。日本は電車通勤が多いという交通事情もあり、世界有数の痴漢大国。加害者は男性で、被害者は女性というれっきとした事実があります。実に恥ずかしい事です。年間の痴漢犯罪の検挙数は4000件近くに上ります。しかも、女性の8~9割は恐怖のあまり被害を届け出ていないのです。そんな国で、女性専用車両はまさに助け船。求められるのは当然でしょう。しかし、なかには「女性専用車両に乗りたくない」という女性もいるそうです。なぜ、そう考えるのでしょうか。
乗りたくない 1
「痴漢に遭うのは、若くて美人、セクシーな女性だ」という偏見があります。そんな勘違いが当たり前に思われているからこそ、女性としては、「女性専用車両に乗ると自分のことを自分で魅力的な女性と考えているのではないか」と公的自己意識で考えてしまうのです。
乗りたくない 2
一時期は痴漢に遭遇した恐怖心から女性専用車両を利用していたと話すが、現在は乗車していないという。専用車両には化粧や香水の香りが充満しているそうで、それで気分が悪くなることが多々あった。
乗りたくない 3
カバンを脇に抱えて横幅が広がっている人や手すりを掴むため、自分のスペースを確保するため絶対に動かない人がいる。また人が降りた後のスペース取りなど、熾烈な争いが繰り広げられ、とても快適とは言えない。
乗りたくない 4
女性専用車両が揺れると将棋倒しになる。その結果、ハイヒールで踏まれ病院行きになったこともあった。
まとめ
卑劣な痴漢から女性を守るために造られた女性専用車両なのですが、鉄道営業法第34条に、女性専用車両に男性は乗ってはいけないという条文があったが、憲法第14条違憲判決ということで現在は廃止されてます。努力義務なのです、もっというなら「女性を被害者にするような卑劣な事はしないで、安心して男性も乗る事が出来る社会を作りましょう」という事なのです。結果女性が乗らない車両になってしまったら本末転倒です。
ここのところモラルに関する記事ばかり書いていますが、女性専用車両に乗らなきゃ乗らないで「女が乗るから席が空かない」とかいうバカな男がいるのも事実です。私も男ですが、こういうニュースや記事を見ると情けなくて恥ずかしい気持ちです。
りゅうこころでした。ryukokoro