冷汁

冷汁（ひやしる）を作ってみました。
まぁ、「風」ね「風」・・・。
そんな感じにしてみましたって事ですよ…。
なんか祇園辺りの宮崎県民から駄目だしされそうで、アップするの躊躇ったのですがね。
郷土料理だし、そもそも「これが王道だ！」って作り方ねーんだろうし、釣りにも行ってねーし、ネタ無いし…。
「まぁ、干物ほぐして、豆腐入れて、冷やして、薬味入れて飯に掛ければ良いだろう」って、、、。
きっと宮崎県民に知れたらカチこまれるでしょうが、シロートでも出来るって事を証明するために…。
美味しく出来るかどうかは別問題です。
はい…（汗）


まず、冷汁でググルと出るわ、出るわ…。
宮崎県民の郷土愛が垣間見れた。
ついでにチキン南蛮をググって、非常に食べたくなった。
今度はチキン南蛮作ろうっ。
これは出来る！


まぁ、アレだな。
「まぁ、干物ほぐして、豆腐入れて、冷やして、薬味入れて飯に掛ければ良いだろう」てのは、あながち間違ってないな。
ただ、ほぐした身と味噌を練り込むという作業を端折るかどうかは、問題だな。
それにすり鉢にその味噌床（？）を塗り壁のように塗ったくって、逆さにして焼くという行為が、非常に「冷汁」の敷居を高くしているな。
そんなこんなで、「これならそんなに手間かかんねーじゃねーか」って奴で作ってみた。

まず、干物ダナ。
干物は、鯛だ！
コイツは、自家調達で、自家製だ。
すり鉢を逆さにして焼くのは面倒だと思ってしまうのだが、釣りに行ったり干物を作るのは大丈夫なんだな。
まぁ仕方あるまい…。
アジとかカマス、トビウオなんかで作るとあったが、ここは宮崎に敬意を表して「魚の王様」で作るのだ。

紀伊長島産の58㌢、、、の冷凍干物だが…（汗）
流石に開きには出来なかった…（笑）
そこそこ脂乗ってて、そのまま食っても旨かった。

これをほぐす。

こんな感じだ。
豆腐は、絹ごしだ！
喉越し重視なのだ！！


出汁を取るのだ。
コブとカツオでとりました。
良く聞くけど「昆布は沸騰前に取り出す」とか「カツオは火を消してから」とか、どうなんだろうな。
贅沢に昆布が使えて、カツオもたんまりあるなら、それでも良いだろうけどね。
僕は、昆布は出来る限り水に入れて放置プレイしてから煮たてる。
カツオもちょっとは煮た方が、よく出汁は出ると思う。
それにより臭みとかでるのかも知れないが、それが分かるのか？
僕には、分からん！
それより、しっかりと出汁が効いてるのが良いんじゃね～？
まぁ、余談だな。
…酔ってるし…

しっかりと濾して、そこにほぐした身と豆腐を入れた。

アクはこまめに取る。

味噌焼いた。

流石に味噌は焼かないと、単なる味噌汁になりそうなので、ここは端折れなかった。
アルミホイルに伸ばして、トースターで焼いてやった。
混ぜて焼いて…を３度。。。

鍋に味噌を溶く。
ちと濃いなこりゃ・・・ぐらいまで。
後で、キューリとかブチ込むし、状況次第では氷も入れるので…。
冷めるを待つ！

冷めたら、胡瓜と大葉、茗荷の薬味をブチ込む。
大葉と胡瓜は好きなので、多めに。
茗荷は好みが分かれるだろうね。
この薬味は、お上品に行くなら分けて出しても良いかもね。
個人的には、予め入れて置き、馴染んだ方が好き。
あ、そうそう、ゴマね♪
すりゴマをこれでもか！って位に入れる。
そして、冷蔵庫で２・３時間。

さぁ、飯にかけるのだが、その飯を冷やすか否か。
個人的には絶対に「冷やす」である。
まぁ冷蔵庫に入れる訳ではなく、「さます」程度にね。
「熱々のご飯に冷たい冷汁」って文言が出てくるのだが、それってどうよ？
一瞬は、熱いと冷たいのコラボレーションかも知れないが、２口目には「ヌルイ」だけじゃないのか。
最近、良くある讃岐系のうどんやでも、「冷たいうどんに熱い出汁」とか「熱いうどんに冷たい出汁」とかあるけど、どうなんかなぁ。
個人的な意見だけどね。。。
…酔ってますからね…


んで、味はどうだったかと言うと・・・。
フツーに旨かったですよ。
やった日が、それほど暑くなかった（ひょっとしてこれが一番肝心だった？）ので、「旨い！」「おいし～い♪」って評価は得られなかったが、「海水浴の昼飯に良いかも」…との嫁のコメントでした。

ちなみにＴＯＰの画像の奥にある刺身は、6/4の口太君です。
コイツは、悲しい味だった…（涙）

やんぴ兄さん、旨い冷汁とチキン南蛮ご馳走して♪
　by 嫁