『レッドクリフPART1』を見て、
やっぱり三国志は読まなきゃ、って思ったシウ。
とはいえ、
本屋に行ったら、
田舎の本屋め、三国志は北方謙三のしかない・・(なんで?)
ということで
短めの1冊を手に取った。
それが『介子推』。
介子推という人の事は
名前だけはうっすら聞いたことがあるという程度。
晋の文公、重耳が19年の放浪をしていたときの賢臣だとか。
中国民にとって、“神”とも慕われている存在とのこと。
自分の手柄を言わないという
すごい決意で生きる介推。
その徹底ぶりは全然凡人ではないんだけど
その価値観からはずれている人々のことは
怒ったりするところが
かなり人間的でもある。
重耳の一行が辛い時には
自分が飢えても決して重耳は飢えさせなかった。
さすがに自分の腿を切って与えるシーンは無かったけど
一軒一軒の民家を訪ねて、食べ物をもらい歩き、
誰もが動けない時にも
介推だけは走り回ったとか。
でもその賢臣ぶりを
重耳はずっと知らず、
後に介推が、
他の臣下たちが褒章を受けるのを見て失望し、山にこもってから
初めて介推の素晴らしさを知ったとか。
続いて読みたくなる、宮城谷作品だ。
==========
宮城谷作品の『重耳』もおすすめです。
やっぱり三国志は読まなきゃ、って思ったシウ。
とはいえ、
本屋に行ったら、
田舎の本屋め、三国志は北方謙三のしかない・・(なんで?)
ということで
短めの1冊を手に取った。
それが『介子推』。
介子推という人の事は
名前だけはうっすら聞いたことがあるという程度。
晋の文公、重耳が19年の放浪をしていたときの賢臣だとか。
中国民にとって、“神”とも慕われている存在とのこと。
自分の手柄を言わないという
すごい決意で生きる介推。
その徹底ぶりは全然凡人ではないんだけど
その価値観からはずれている人々のことは
怒ったりするところが
かなり人間的でもある。
重耳の一行が辛い時には
自分が飢えても決して重耳は飢えさせなかった。
さすがに自分の腿を切って与えるシーンは無かったけど
一軒一軒の民家を訪ねて、食べ物をもらい歩き、
誰もが動けない時にも
介推だけは走り回ったとか。
でもその賢臣ぶりを
重耳はずっと知らず、
後に介推が、
他の臣下たちが褒章を受けるのを見て失望し、山にこもってから
初めて介推の素晴らしさを知ったとか。
続いて読みたくなる、宮城谷作品だ。
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宮城谷作品の『重耳』もおすすめです。
介子推、良い本ですね。
私はちょうど「沙中の回廊」を何度目かわからないけど読み終えたところです。
この時代の描写は難しいのに、スラスラと頭に入ってくる感覚が好きでした。
また、お伺いいたします。
宮城谷作品は好きですが
久しぶりだったので
なんとなく懐かしさも感じながら読みました。
沙中の回廊、
まだ読んでいないのですが
出だしは“介推”で終わりは“晏子”につながっていくとか・・
とても気になります。
読んでみたいです。
>>この時代の描写は難しいのに、スラスラと頭に入ってくる感覚
なるほど。宮城谷作品をとても表していらっしゃる言葉ですね。