彼の前で・・・

先日シウの母と同じ歳の女性とランチした。

シウの友人の中では
けっこう高齢な彼女なんだけど、
一番パワフルと言ってもよいかもしれない。

（だいたい、あの年齢はわが道を突っ走る世代なのか）

彼女はいつもすごく可愛らしい服装で
よく動き、語る。
頭の回転も素早くて
とんでもなく勤勉なのである。

その彼女の口癖は
「夫がね・・・」。
夫ととっても仲良しなのだ。

結婚してもう４０年近くにはなろうかというのに、
朝起きたらまず化粧をし、
その後ごはんの支度をして夫が起きるのを待つらしい。
素顔など見せたことがないみたい。
（美人なので素顔だって酷くはないと思うんだけど）
爪も常に美しく手入れし
それはすべて夫の為なのだとか。

だから当然夫の前で着替えをしたり、
裸になったりはしないとのこと。

先日服の裾からうっかり下着が見えていたことがあったらしく
ものすごく恥ずかしい思いだった・・と語るのだ。

４０年間、色褪せない緊張感、
すばらしい！

なによりも
４０年間一緒にいる妻の裸を
夫が見ようとすると信じているのが
すばらしい！

とはいえ、
シウも彼の前で着替えなんてしないよ。

ま、意味は違うけどね。

だって、
男子の皆さんには想像もつかないような
鋼鉄の下着をつけているからね。
あちこちにはみ出しそうなものを移動したり、
絞めつけたり、
はたまた“足して”みたり。

シウの着替えシーンは
けっこうイリュージョンなのさ。

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ところで、
鋼鉄の下着ってあるんですか？
って思わないよね？
最近そういう大袈裟な表現をマジで受け取る人が多くて驚き。
この間も
「もう、１００回も言ったよ。」
って言ったら、
「え！１００回も言ったんですか？」
って普通に驚いた表情で言われて焦ったよ。