近くにあるリゾート地のホテルに行った時、
そこのラウンジにあった本。
面白そうなので買ってみた、
川上弘美さんはシウにとって初めての作家。
ニシノユキヒコ。
時として
西野さんだったり
ニシノ、だったり、
幸彦さん、ユキヒコ、西野君・・・
ニシノユキヒコが十代のころから
五十代までの
いろいろな恋愛模様を
その相手の女性の目線から描かれる。
姿よし、
セックスよし、
優しくて、
女が自分でも気づいていない、一番してほしいところを押さえてくる男。
でもニシノユキヒコは問う。
「なぜ僕は人をちゃんと愛せないんだろう。」
だんだんとニシノユキヒコがわかってくる。
失った姉やその娘のこと。
それがニシノユキヒコに与えている切なさ。
ニシノユキヒコを書いた物語だけど
ニシノユキヒコの相手の女性は
すべて自分にあてはまる。
そして
シウにとって
出会ってきたすべての男たちが、それぞれニシノユキヒコかもしれないと思う。
そっか・・・
人を真剣に愛せない男ばかりを好きになってきたのかもしれないなと思う。
そして、
それぞれの男たちにとって自分もそうだったかもしれない。
そこのラウンジにあった本。
面白そうなので買ってみた、
川上弘美さんはシウにとって初めての作家。
ニシノユキヒコ。
時として
西野さんだったり
ニシノ、だったり、
幸彦さん、ユキヒコ、西野君・・・
ニシノユキヒコが十代のころから
五十代までの
いろいろな恋愛模様を
その相手の女性の目線から描かれる。
姿よし、
セックスよし、
優しくて、
女が自分でも気づいていない、一番してほしいところを押さえてくる男。
でもニシノユキヒコは問う。
「なぜ僕は人をちゃんと愛せないんだろう。」
だんだんとニシノユキヒコがわかってくる。
失った姉やその娘のこと。
それがニシノユキヒコに与えている切なさ。
ニシノユキヒコを書いた物語だけど
ニシノユキヒコの相手の女性は
すべて自分にあてはまる。
そして
シウにとって
出会ってきたすべての男たちが、それぞれニシノユキヒコかもしれないと思う。
そっか・・・
人を真剣に愛せない男ばかりを好きになってきたのかもしれないなと思う。
そして、
それぞれの男たちにとって自分もそうだったかもしれない。
目には止まったんですが素通りしてしまった本です。
…残念なことしたな…
次回本屋に行けるなんて幸運なことがあったら
是非買うことにします。
川上弘美は、「センセイの鞄」は読んだんですけどね。
確かにちょっとホロリとはしたんですが
同時期に「博士の愛した数式」を読んじゃっていたものだから、
かなりかすんじゃっていたりして(^-^;
タイミングも大事だよな~。
『ニシノユキヒコ・・』を読むに
川上さんと小川さんとでは
おそらくそんな感じになってしまうでしょうね。
でも
軽く読めて
意外と拾い物ともいえる本でした。
ニシノユキヒコはとんだダメ男って見方もあるんですけどね。