恋する夏

シウの会社に出入りしている、ある業者さん。
シウは“野 獣” 一家って名づけている。
というのも
以前ここでも書いたけど
シウ彼をよく誘う。
『焼肉屋のハシゴ』とかするのだ。
親子揃って体も大きくて豪快をそのまま人間に作った感じ。

会社のＰＣでやりたいことがあるって話したら
「うちの三男がそういうことに詳しい」と、
ちょうどどこかから帰省中の“三男”を連れてきた。

野獣家族の一員がまたまた登場・・と思いきや、
シウの前に現れたその男子が・・・。

かわいい！！！

シウの心をワシづかみ。

野獣パパとは似ても似つかない
見たところウサギちゃんのような男子。
ここのところすっかり失せていたシウのクーガー魂が燃えるじゃん。

暑い中来てくれたので
ジュースでも出して手なずけようかと思ったけど
（年上女はそういう気配りで接近しようとするのさ）
残念。
今シウが口付けて飲んじゃったペットボトルサイダーしかない。


野獣パパはその末っ子を溺愛しているようで
もうけっこう大人のその息子に対して甘い。
よく猛獣が自分の子供を運ぶ時、
首根っこなんかをある程度噛み付いて運ぶでしょ。
あんなシーンを想像しちゃう。

というわけで
シウもけっこう“野獣”と化しているけど、
大人の女はズルくそれを押し隠すよ。

あ～～～・・・
おいしそうだけど
食べちゃうわけにはいかないよね。

危ない。危ない。