パレオアート仲間のHomero13氏(メキシコ)が、私の松花江ステップマンモスの挿絵を用いて制作してくれた、比較図です。コビトゾウの復元画の作者はAlessandro Mangione 氏(イタリア)。
茨城県自然博物館にある骨格標本クラスと言ってよい、アジアステップマンモス(Mammuthus trogontherii sungari)の大型個体と、マルタ島に産したパレオロクソドン属の矮小種、コビトゾウ(Palaeoloxodon falconeri)の復元画を、それぞれスケール調整したとのことです。
ゾウ科史上最も背の高い種類と最も低い種類との比較だと言えますが、それにしても視覚的に、これほどの差が生じるとは。
設定身長が175cmの人物シルエットと見比べると、生前のアジアステップマンモスとコビトゾウ双方の、ともに驚嘆すべきスケール、存在感が、生々しく伝わると思います。(各バーの長さは1m)
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