古第三紀から新第三紀の南米生態系において、非鳥類型獣脚類のアナローグともいうべき存在だった、セベクス分岐群。
その最大種で中~大型のティラノサウルス科種と同等の大きさのバリナスクス・アルヴェロイの紹介と、
南米での大型非鳥類型獣脚類の存続の可能性というトピックに絡めて、両者の超時空interaction を描出した、
(「中/新 生代 INTERACTION」)。
引き続き、「サヴァイヴする」可能性の高いと考えられる方への投票を、私のギャラリーサイトのページで実施しました。
主に、パレオアーティストたちが投票してくれたものです。が、今回はいつになく得票差が開きました。
(4月20日時点)
ダスプレトサウルス・トロススはティラノサウルス科の中では中型(推定2.3t)であり、最強級の恐竜刺客というには遠い存在。
一方のバリナスクス・アルヴェロイは、新生代の陸棲補食動物の中でも最大級という駒ですが、それでいてこの大差がつきました。
当作品のコメント欄に書き込んでくれた諸意見では、やはりD. torosus のreach、height、body dimensionsの優勢さを指摘する声が見られます。
あらためて言うことではないけれども、大型非鳥類型獣脚類、強すぎか…
次回の復元画記事には、「かなりヤバイ」大型草食動物を登場させます。ぜひご覧ください。
イラスト&文責 Images and text by ©the Saber Panther サーベル・パンサー(All rights reserved)
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