SACHILOG

美しい風景を中心に、陶芸、旅、美味しいものなどの記録です。

尾瀬横断ハイキング♪ 沼尻平~沼山峠

2020-09-12 22:11:56 | お山
白砂峠を越えて、沼尻に到着したときには、若干ヘロヘロ...

鳩待峠ですれ違った男性がいらしたので、少し話したら、なんと、私たちと同じ時間に鳩待峠をスタートしてから、燧ケ岳に登って沼尻に下りてきたとのこと!
しかも、これから至仏山に登って、また鳩待峠から帰るのだとのこと!

驚き~!!


白砂峠でへばっている場合ではありませんでした!!(笑)


さて、我々は、ここで、休憩。

肩に食い込む荷物を降ろして座ったら、もう極楽の気分~♡

尾瀬沼が見えました。



先にもう一人いらした女性と少しお喋りしながら元気をチャージしたら、「お互い熊には気をつけて歩きましょうね。」と声を掛け合ってお別れし、出発です!(12:00)


沼尻からの道は、尾瀬沼のすぐそばには行けませんが、近くに眺めることができました。








しばらく歩くと、長蔵小屋が見えてきて、その近くには、白鷺がいました。


このあたりには、赤トンボがたくさんいて、写真を撮って、撮って♪と寄ってきました。


長蔵小屋に到着。(12:50)


天然水の珈琲を頂きました。

美味しかったです♡

雨がパラパラと降ってきましたが、少し雨宿りをさせて頂いている間に上がり、大江湿原に向かって出発しました。(13:25)


三本のカラマツ


二か月前に、大歓迎してくれたワタスゲちゃんたちは、種になっていました。




秋ですね。


名残惜しいけれど、大江湿原を後にし、沼山峠に入ります。(14:10)


木道の架け替えをしているようでした。






もうすぐ大江湿原も終わりというところでポツポツ雨が降り出したのですが、沼山峠に入ると本降りになってきました。

しかし、木々のおかげで、さほど濡れずに、ちょうど良く雨が降ったことによりフィトンチッドが充満した木々の中を歩くことができました♪




そして、無事に沼山峠休憩所にゴール!(14:50)


通常、途中の山小屋で一泊して歩くコースのようですが、朝5時から15時まで、途中の休憩時間を差し引くと、7時間50分で全長20kmを歩き抜きました!

白砂峠で一時的に疲れましたが、またすぐに復活して、これだけ歩いても足も痛くならず、筋肉痛にもならなかったのですよ!

調和のとれたやさしい尾瀬のエネルギーのおかげか、今回出会った方々もみな、自然でとても調和している感じでした。
例えば、東京では、すれ違う人とお話したりしませんが、尾瀬では、なんだかお互い話しかけたくなっちゃうような...なんというか、そこにいる人間みんなが日頃閉じていた元々持っていた感覚が開いているような感じで、とても平和で一体感のある雰囲気だったのです。

この尾瀬の世界がもっともっと拡大していくと良いな~♡


まるで神様が、「はい、太陽!」「はい、彩雲!」「はい、ここで雨!」とキューを出してくださっているようなベストな天気の中(なんと沼山峠でバスに乗ったら豪雨にななりました...)、大好きな尾瀬を満喫できたことに心から感謝♡

来年も行くぞ~♪





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