奈良の旅 2023.10 その②

二日目の朝は、ホテルでの朝食ビュッフェ。

普段量よりも質を重視したいタイプなので、ホテルのビュッフェには日頃あまり期待していないところがあるのですが、こちらのビュッフェは美味しかったです。

こういう感じで頂いてみました。


更に、こちらのビュッフェには、その場で作ってくれるメニューもあり、”BLTバーガー又はフィッシュバーガー”という表示と、”エッグベネディクト”という表示がありました。
この日の気分は、エッグベネディクトではなかったのですが、日常的には、朝からこんなに食べませんし、朝からお肉ってことはないのですが、食いしん坊の血が騒いで「BLTバーガーとフィッシュバーガー両方食べたいな。。。」と思ってしまい、

「又はではなくて、両方もありですか？」

と質問したところ、

「ありです！」という力強いご回答を頂いた為、両方頂きました♪

奥にあるのは、何種類かの中から選んだ小松菜とバナナのスムージーです。

どちらも美味しくて満足♪

The Kashihara、アクセスも含めて、全ての面でとても良かったです！


さて、ホテルをチェックアウトして向かったのは、ホテルからすぐ近くの橿原神宮です。




初代神武天皇が豊かで平和な国づくりをめざして九州高千穂の宮から向かわれてこの地に創建されたという橿原神宮。
何度行っても、やはり、なんとも気持ちの良い気が流れている神社だと感じます。


ちょうど朝拝を行っている場面に居合わせることができたので、暫くその様子を拝見させて頂いたり、境内でゆっくり過ごしてから吉野へ向かいました。


吉野へ行ったのは、今回の旅の主目的である、6年ぶりの開催された金峯山寺での千人勧請会に出席するためです。




灌頂会は、秘仏金剛蔵王大権現様と対面して、縁を結ぶことのできる儀式で、何回でも結縁して良い一方、縁がなければなかなかここに来ることもできないもの。
秘密儀式の為、詳細をここに書くことはできませんが、再び結縁の機会を頂いたこと、前回から護り導いてくださっていることを改めて深く感じました。

金峯山寺では、毎日正午に、「みんながよくなるように」という祈りを行っているそうです。
私も一緒に正午に「みんながよくなるように」祈ろうとその時に思ったのですが、

「あ、正午過ぎちゃった！」

と気づくことが多い毎日です...しかし、自分だけの幸せを願うのではなく、みんながよくなるようにと祈ることで、良い世の中に少しでも近づくことができるのではないかと信じて、時間が合わなくても祈るようにしています。

さて、灌頂会の後は、あれだけ朝食を食べてさほどお腹が空いていませんでしたが、門前のお店できつねうどんを頂きました。

関西のお揚げらしく甘い味付けで、美味しかったです。

吉野の紅葉にはまだ早いようでした。


そして、いろいろなところで評判が高かった平宗さんで夕食用の柿の葉寿司を購入。

頼んでから作ってくれました。

夕方に近づいてきましたが、The Kashiharaの宿泊プランが、安倍文珠院の拝観券付きのものだったので、安倍文珠院にも行きました。

名前は知っていてもあまり知らないお寺でしたが、こちらも日本最古に属する寺院だとのこと。
まずは、陰陽師安倍晴明が祀られている金閣浮御堂の周りをまわる七まいりというものを行って魔除けを行ってから、本堂に行きました。
快慶作の文殊菩薩像は、とても見事でした。
檀家はおらず、祈祷料のみで成り立っているというだけ、魔除けに効力のあるお寺だということも初めて知りました。

境内には、コスモスが咲いていました。


ここから二日目のお宿に向かいました...続く。