入院

きれいな東京タワー♡


これは、病院の窓から見た景色です。


高熱と酷い発疹で、なんとか病院に行きましたところ、たくさんの先生が次々に出て来られ、家に帰って良いと言えるレベルではないと次々に説得されて、まさかの緊急入院となり、10日程病院におりました。。。

三年前に同じ病院（慈恵医大附属病院）に入院して（その時の記事）、もう二度とここには戻らないと誓ったのに、まさか、発疹で入院するなんて...(>_<)


入院した日は雨で、長靴を履いて、家に帰る想定で出かけていたので、着替えも、靴も（やむを得ず、パジャマに長靴を履いていた...）、眼鏡も何もない状態でしたが、取り急ぎ、病院から検査着や、割り箸、紙コップなどをお借りして凌ぎ、翌日には、パジャマとタオルのレンタルを申し込みに行き、





※450円/日で、毎日部屋に届けてくださいます。
これにより、家族に洗濯をお願いしたり、退院後自分で大量の洗濯をしなくて済む為、とても便利でした。

家や衣類のショップからの宅急便を届けてもらって、ようやく生活レベルが向上しました。
（入院初日に、会社のメンバーが、必要なものを届けに行くと言ってくれたのですが、感染症のリスクがあるので、一般の人との接触を避けてとのことだった為、必要なものは、全て家から送ってもらいました。）


不幸中の幸いだったのは、出かけるときに、万一入院なんていうことになった場合に備えて（という行動を取りながら、99%あるわけないと思っていたのですが、、、）なんとなく、スマホ用の電源を持って行ったこと。

すぐにスマホで会社含めて各方面に連絡し、クロネコヤマトさんの集荷サービスを申し込み、病室まで届けて頂くこともできましたし（ヤマトさんには、大感謝！）、あらゆる面で助かりました。（でも、持っていなければ、院内のコンビニで、充電器を買えるようでした。）


それから、前回の入院時には、あまりそのような記憶がなかったのですが、食事がとにかく美味しかったこと。
入院と言われて、本能的に「嫌だ！」と思ったのは、（仕事ではなくて^^;、）食事に関する懸念があったからだったのですが、自分で作らずとも、毎食毎食本当に美味しいお食事が出てくるのが幸せで、食事の時間が楽しみでしたし、毎食毎食感謝して頂いておりました。

最初は、お粥でしたが、ラッキーなことに、普通食に変わった日の夕食が、ちょうど季節の食材を使った季節の献立の日で、鮎の塩焼き、冬瓜の葛煮、胡瓜と若芽の梅酢和え、清汁、葛饅頭。
ちょうど入院のために稚鮎の春巻きを食べに行くのを諦めたこともあり、病院で鮎も含めたこんなお食事が頂けるなんてと、感動して泣きそうになりました。



入院翌日の朝食に出たパンもほっかほかのフワフワ♡


普通食になると、朝食と夕食は、予め配られた献立表に書かれたABの選択肢からから一週間分を選ぶシステムになっていて、その献立表を毎日眺めていました。

ジャージャー麺や、


かき玉うどん


あんかけそばなどの麺類も美味しかったな～☆


茶碗蒸しも幸せなお味でした。


麦とろご飯(月に４回麦ご飯の日があるそうです。)



朝食にはご飯を選択していました。



家から送ってもらった梅干し。

梅干しを送ってもらったのは、大正解でした！

友達が持ってきてくれたさくらんぼ。

甘くて美味しかった～☆

体調が良くなってきてからは、窓の方を向いて、外を見ながらお食事を頂いておりました。



大好きな東京タワー♡


夕方の東京タワー












夜の東京タワー




雨の東京タワー



日の出前の東京タワー




日の出後の東京タワー



最初の数日は、それなりに辛かったのですが、だんだん体の状態が良くなってくると、今回は、手術もしていないので、体も心も結構元気で、又、感染症リスクのために、退院直前数人にしかお見舞いにも来てもらわなかった為、毎日好きな音楽を聴いて、好きな本を好きなだけ読んだり、ボーっと雲の流れや、東京タワーと共に変わりゆく空の色を眺めたり、目の前の増上寺の鐘の音を聞きながら静かな時間を持ったり、過去を振り返って、これから必要なことを考えてみたり、、、という、毎日忙しくてなかなか持てなかった一人の時間を10日も頂くことができて、各方面にご心配、ご迷惑をおかけしておきながら、こんなことを言ってはいけないのかもしれませんが、私にとっては、これからの人生に必要な、神様に頂いたご褒美期間なのではないかと思えるほどのとても大事な感謝の時間だったのでした。

入院でありながら、入院でなかったような、、、今もなんだかそんな気持ちです．．．