SACHILOG

美しい風景を中心に、陶芸、旅、美味しいものなどの記録です。

Bar Vespa GINZA

2006-12-24 01:57:52 | ____その他
ブルゴーニュのクリスマス会、参加人数は400人くらいだったらしいのですが、なんとお近くに、ワインスクールでご一緒のセレブ、Tさんを発見!

帰りに、「ちょっといらっしゃい。」と呼んでくださり、行ってみると、なんとワイン評論家の山本博先生をご紹介くださいました。
そして、ありがたいことに、その後何人かで飲みに行くことに・・・

着いたところは、銀座のBar Vespaでした。

私は、シャンパン、いちご、イチゴのリキュールでできたカクテルをお願いしました。

二杯目は、山本先生が飲んでいらしたものがおいしそうだったので、同じものを頼みました。


カルバドスなのですが、まず最初にグラスに少量入れ、火をつけます。

青い、とってもきれいな炎がグラスから立ち上り、炎がグラス全体にまわるように何回かグラスを円を書くように回します。(その間、青い炎がグラスからちょっとだけ落ちたりして、なんだかとってもキレイでした

そして、火が消えた後もグラスをカウンターの上で横に転がして、温まったカルバドスを全体にいきわたらせてから、一旦グラスを拭き、そこにカルバドスが注がれました。

グラスを鼻に近づけると、とっても豊かな良い香り。味も丸くておいしかった。
そのままグラスに注いだカルバドスと比較させてくださいましたが、そのままのものは、全く香りがたっていないように感じ、飲んでもアルコールの強烈さが気になるくらい、その差は歴然でした。

おもしろい!

実に大人っぽい経験でした。


なんかいろいろお話されていましたが、「ワインは、グラス一杯飲んで、そのワインがわかったような気になってはいけないの。一回には一本のワインを飲んで、それを1年間続けて、やっとそのワインのことが語れる。それは、人間も同じで、ちょっと会ったくらいじゃわからないの。」というような趣旨のことをおっしゃっていて、先生くらいのワインと人生の経験がある方に語られると、妙に納得できました。
勉強になりました~!

山本先生が書かれた"ワインの女王"、実は、難しくて途中で放っておいたままなのですが、ご本人にお会いしてからですと、読みきれそうな気がしてきました。

冬休みの課題図書にしようかな。



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