痛みは日ごと楽になって来てると思う
医療の進歩も凄いけど、人間の回復力もさすがです
ベットから起き上がったり、乗ったり
ちょっと腹圧がかかったりするとまだ痛みますが
今日は点滴と背中の痛み止めチューブが取れます
(実際取れると解放感がハンパないのです。チョースッキリ)
以後、飲み薬(抗生剤、痛み止め)になるとの事
ちょっと前に戻りますが手術の日
「あっと言う間終わった」と書きましたが
実際、聞いていた時間よりかなり早く、1時間15分弱だったそうです
そして取った『筋腫』を夫は見て写真に撮ってあるそうですが
やはりかなり大きかったそうです
私もチラッと見たのですが、少し落ちついてからじっくり見ようと思ってます
(生々し過ぎて直視出来なかった…)
朝の食事
昼の食事
夜の食事
夜になりやっと『全粥』になりました
お粥ってたまに食べるのは良いけど、続くと飽きます…
全般的に和食ですね
昨夜はやっぱりあまり眠れなかった
手術のキズの痛みもあるけど、それ以上に
何故か首の付け根回りが痛くて呼吸もなかなか出来ず
痛み止めは背中からチューブで持続的に入れるもの?をしていたが
それでは効かなかったので看護師さんを呼び
点滴の痛み止めにしてもらったのが効いたらしく
朝、起床時間頃には痛みもだいぶ治まっていた
後、異常に喉が渇く。でも水はまだ飲めないのでうがいのみ。
一日の始まりはまず、検温、血圧測定
これを日に3回、しばらく続く。
夜中にガスが出た
これはとても大事な事らしく(何故かは知らない)
これで食事が出来るそうです
そして、術後1日目でもう歩行が始まる
足の感覚はもう戻っているので、最初は看護師さんに捕まり
少しずつ歩いてみる。看護師さんが
『おー!凄い。凄い』と言ってくれたが
1日目で歩く事がそんなに凄い事なのでしょうか?
やっぱり、キズの痛みもあるし、
体力的にふらふらなので、今日の所は少しの歩行で中止
夜、術後最初の食事
5部粥と他は全部液体。
さすがにいきなり完食は無理で
お粥だけいただきました
朝、AM6:00起床 検温、血圧測定
良く眠れたのかどうなのか良く分からないまま朝が来た
さすがの下剤効果で朝一番にするり
でもこの後、『浣腸』が待っている…
どこまで出せば気が済むのか…
「○○さぁ~ん、そろそろ浣腸しましょう」
きゃぁーーとうとう来てしまった
息を殺して恐怖の瞬間。あれっ全然痛くないけど…
液体を入れている間も出てしまいそうな感じはたまらなく不快
少し我慢してからと言われたけど、ごめんなさい…それは無理です
ふぅ、これで後は手術を待つのみ。確かお昼頃と聞かされた
ベットの上でうとうとしていると、看護師さんが
後、15分で手術室に来てとの事なので急ぎましょう
えーーーっそんな急に心の準備が
こんな状況で血圧を計ると言う。案の定…
通常は110~120台位なのに160近くまで上がってしまった
高いですねぇもう一回計りましょう。って看護師さん…
もう何回計っても同じですよ。
そんなドタバタで手術室へ
手術用のキャップをかぶり、名前と生年月日を確認した後
手術室の重い扉が開いた
ひんやりとした広い空間の真ん中あたりに
手術台(意外と細くて小さい)と円盤型のライト
何か音楽がかかっていた。聞いた事があるような無いような
わぁ~TVドラマのまんまだぁ~なんて思っていると
キビキビとした麻酔科の担当の人、他3~4人位だったかなぁ~
次々と自己紹介を始めた(名前なんて覚えていられる訳ないのに)
あれよあれよという間に手術台に乗せられ麻酔が始まる
私は局所麻酔なので背中に注射。でも意識は眠っているようになるのだそうです
もっと痛いのかと思ったら意外とそうでもなかった
痛み止め、血圧計、点滴、尿管などなどされているうち
下半身の感覚が無くなっていくのが自分でも分かった
酸素マスクをされチラッと横を見たら
壁一面程あるでっかいスクリーンに
私のMRI画像が映し出されている。「ひえーっ」と思った瞬間
意識が無くなる(たぶんこのあたりだったと思う)
「○○さぁ~ん終わりましたよー」との声で意識が戻る
最初の感想は『えっもう終わったの』
それ程あっと言う間に思えた
病室に戻って最初に襲って来たのは吐き気
胃には何も入っていないから液体だけだけど
さて、次は何が襲って来るのかな。
なんて思いながらも手術は無事終わったようです。
いよいよ入院の朝。忘れ物はないかチェックし、
にゃんこ達にしばしの別れを告げ
AM10:00頃、自宅を出発
病院に着き、まずは入院手続き窓口へ
手続きを済ませ、これからお世話になる病室のフロアーの窓口へ
ここではまず、検温と体重、血圧を測定
担当看護師さんとのごあいさつ、そしてここから
思いもしなかった事件発生
看護師さんから一枚の紙を渡される『入院診療計画書』
その紙のある個所に目が釘付けになる…
「手術内容及び日程」:子宮全摘出手術
もうその後の看護師さんの話は耳に入りません
『子宮全摘』って何筋腫だけ取るんじゃないの
看護師さんの話よりとにかくDr.の説明が聞きたいとお願いした
『全摘』なんて聞いてない。聞き洩らした?いや、絶対聞いてない
いくら私でもそんな大事な事聞き洩らすはずがない
Dr.を待つ間、お昼になりもう病院食が運ばれて来た
食欲なんて全く無かったけど、出された物は取りあえず食べる主義なので
黙々とたいらげた。確か『うどん』だったかな‥
夫は話を聞いて納得行かなかったら今日はもう帰ろうと言う
けど、私にして見れば数々の辛さを我慢してやっとこの日に辿りついた
もちろん、怖いけどこのまま帰りたくない
そうこうしているうちDr.が来ました
なんでこんな思い違いがおきてしまったのか議論してもこの際しょうがない
Dr.の説明が始まる
私の筋腫は大きすぎる事、他にも数個ある事
これを子宮を残し、筋腫だけ取るとなるとかなりの身体の負担になる
出血も多いだろうし、輸血もしなくてはならない。
時間も2時間程度で終わるものがその倍は掛るだろう
そして何より、術後の回復が全摘より筋腫だけのほうがかなり大変
もし仮に手術をしない場合、今後他の臓器に癒着する危険がある。
子宮を取っても女性ホルモンに影響はない(術後の身体に影響は殆どない)
更年期の症状などは卵巣から起こるもの。。など
この説明を手術が決まった日してもらいたかったが
Dr.にとってはさほど重要な事ではないのだろうか…
この説明を聞いてやはり子宮は残したいと思う人はおそらくいないだろう…
この歳で子供を産もうなんて思ってないからもったいないとは思わないけど
やはり女性としてのセンチメンタルな部分がまだ残っていて
気持ちがスッキリしないんでしょうねぇ
と言う訳で手術は予定通りする事に決めました
土壇場のハプニングではありましたが
本日は寝る前に『眠剤』と『下剤』を飲んで明日に備えます