３月３日 国内社会中心のできごと ※再掲載※

国内新たに７万３４８人感染＝１２日ぶり前週比増加－新型コロナ（時事通信）
◆国内では３日、新たに７万３４８人の新型コロナウイルス感染が確認された。新規感染者は前週の木曜日と比べ９１０１人増えた　前週の同じ曜日を上回ったのは１２日ぶり　重症者は前日比３４人減の１４１８人、死者は２５６人確認された
◆東京都の新規感染者も１万２２５１人と、前週の木曜日から２０８２人増加した　大阪（７７４９人）、神奈川（７１９２人）、愛知（４８０８人）、兵庫（３４８３人）、福岡（３０３５人）各府県なども新規感染者が前週比で増加　沖縄県は９６６人と前週（３６９人）の約２．７倍に増えた


名張ぶどう酒、再審認めず＝元死刑囚側の意義棄却－第１０次請求・名古屋高裁（時事通信）
◆三重県名張市で１９６１年、女性５人が死亡した名張毒ぶどう酒事件の第１０次再審請求異議審で、名古屋高裁（鹿野伸二裁判長）は３日、「請求を棄却した判断は是認できる」として、元死刑囚側が申し立てた異議を棄却し、再審開始を認めない決定を出した　弁護団は最高裁に特別抗告する方針
◆殺人罪などで死刑が確定した　勝・元死刑囚は２０１５年に８９歳で病死した　その後、妹の　さん（９２）が第１０次請求をしたが、同高裁が１７年に棄却したため異議を申し立てていた
◆決定で鹿野裁判長は、鑑定結果について「専門的知見に基づく科学的根拠を有するものとは言えない」と指摘　製造時に使用されたのりと異なるのりが付着したのは明らかではないとし、「提出された新証拠も、無罪を言い渡すべき明らかな証拠に当たらない」と結論付けた

「怒りを持って抗議したい」＝元死刑囚の妹ら会見－名張毒ぶどう酒事件（時事通信）
◆三重県名張市で１９６１年に女性５人が死亡した名張毒ぶどう酒事件の第１０次再審請求異議審で、名古屋高裁が３日、２０１５年に病死した　勝・元死刑囚の再審開始を認めない決定を出したのを受け、弁護団が名古屋市で記者会見した
◆元死刑囚の妹で請求人の　さん（９２）はリモートで奈良県の自宅から参加　「怒りを持って抗議したい」と画面越しに悔しさをにじませた


「差別撤廃」宣言胸に決意＝水平社創立１００年で集会－京都（時事通信）
◆部落解放運動の原点となった全国水平社の創立から１００年を迎えた３日、京都市内で記念集会が開かれた　創立時の水平社宣言は「人の世に熱あれ、人間に光あれ」との言葉で知られ、主催者としてあいさつした部落解放同盟の組坂繁之・中央執行委員長は「日本初の人権宣言を胸にしっかりと刻み、差別がなくなるまで闘わなければならない」と述べた

ウクライナ避難者受け入れ　大阪知事「協力したい」（産経新聞）◆大阪府の吉村洋文知事は３日、岸田文雄首相がロシアによる侵攻でウクライナから国外に脱出した避難者の受け入れを表明したことについて「受け入れに賛成だ。府としても協力できるところは協力したい」と述べた　府庁で記者団に答えた

催涙スプレー噴射容疑で男を逮捕　３年半前の傷害容疑で（産経新聞）
◆大阪市西成区のパチンコ店で平成３０年８月、男が噴射したスプレーで客ら１２人が搬送された事件で、大阪府警西成署は３日、傷害容疑で、住所不定の無職、　容疑者（４９）を逮捕したと発表した　「トラブルになった相手の男に催涙スプレーを噴射した」と容疑を認めている
◆逮捕容疑は３０年８月１７日午後８時３５分ごろ、西成区玉出中のパチンコ店「パチンコ１２３　玉出店」で催涙スプレーを噴射し、店内にいた客と従業員の計１２人に最大で全治１週間のけがをさせたとしている　いずれも軽症だった


リベンジポルノ相談、５年連続で最多　加害者「ネット上の知人」急増（朝日新聞）
◆元交際相手や知人らの裸の画像をネット上に流出させるといった「リベンジポルノ」に関する警察への被害相談は昨年１６２８件（前年比５８件増）あり、５年連続で最多を更新した　警察庁が３日発表した
◆被害者と加害者の関係は「交際相手・元交際相手」（８２１件）が半数　次いで多かった「ネット上だけの知人友人」（３２６件）は前年から２６・４％増え、５年間で２倍になった

高齢運転者死亡事故３４６件＝昨年全体の１５％、過去最高－警察庁（時事通信）
◆昨年１年間に自動車やバイクで７５歳以上の運転者が起こした死亡事故は前年比１３件増の３４６件に上り、死亡事故全体に占める割合が過去最高の１５．１％となったことが３日、警察庁のまとめで分かった
◆免許人口１０万人当たりの死亡事故は５．７件で、７５歳未満の運転者（２．６件）の２倍以上だった　自動車による死亡事故（３０８件）の原因は、ハンドル操作の誤りやブレーキとアクセルの踏み間違いなどが１０２件で最も多く、３３．１％を占めた

ＤＶ相談、１８年連続最多＝昨年８万件、潜在化懸念－ストーカー１万９７００件・警察庁（時事通信）
◆昨年１年間に全国の警察が受理した配偶者などパートナーからの暴力（ＤＶ）の相談は前年比０．５％増の８万３０４２件で、１８年連続で最多を更新したことが３日、警察庁のまとめで分かった　ストーカーの相談は同２．３％減の１万９７２８件だった
◆ＤＶ相談の増加は、社会的な関心の高まりが要因とみられる　新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、生活への不安などでＤＶが増加する恐れがある一方、外出自粛などで被害が潜在化する懸念もあり、警察は専門機関と連携して相談体制の充実を図る


上皇ご夫妻、４月にも赤坂御用地にご転居（産経新聞）
◆代替わりに伴う引っ越しで、赤坂御用地（東京都港区）にある旧赤坂御所の私室部分の改修工事が３月中に完了し、上皇ご夫妻が４月にも現在お住まいの仙洞仮御所（同）から移られる見通しとなったことが３日、関係者への取材で分かった　ご夫妻のご転居で、皇位継承に伴う天皇ご一家と上皇ご夫妻のお引っ越しが完了する