昨日の短編小説を書いてみて、高校時代、グループデートをしたことを思い出した。
一人の女の子が男友達を介して、4対4の男女が集まった。私が鮮明に覚えているのは、ボーリングの前、確か10時位の時間だったはずだ。喫茶店で待ち合わせた時のこと。私達女子はお昼前だったので、ケーキセットを頼んだのだけれど、私以外の女子が信じられない行動を取ったのだ。
「あん・・お腹が一杯だから食べられない・・」それに釣られるように、女子達はちょびっとしか食べなかったのだった!
ちなみに私は完食したと思う・・多分。(私だけ(笑))
内心(おいおい、皆違うだろ!?女だけなら、そんな風に振舞わないはずだよ)私はなんか不思議な感じで周りを見てしまっていた。(男子は全員ハンバーグ定食完食)
その後のボーリングはあまり記憶にない。アラン模様のベージュのセーターの女の子がいて、たまたま同じようなセーターを着ていた男子がいたので、「お揃い?」なんて言ってヒューヒューからかったりして。その子も釣られて笑ったり。発起人の二人は女子方は友達だと思っていたけど、実は男子の方は恋でしたとか。今思えば青春だけど、自意識過剰というものは決して魅力的ではないと、強く思う自分がいる。
そうそう、少し大人になってからの六本木のディスコでも、食欲に任せて食べだしたら、相方に「そんなにガツガツ食べない・・・」と注意されたっけ。私は六本木とか渋谷系男子興味がなかったし。場違いだったのかも。
タイムマシーンがあったら、あの時のグループデートに戻って「ケーキ大好き!」なんて言って美味しく食べてやりたい!そんな気持ちなのですよ。