僕達はいつもお世話になっている先生宅に招待された。訪ねて部屋を通された僕達はビックリした。
なんとその先生は床に寝そべっているのだ。
「これは…これは…硬い所に寝るという健康法では?!」
「そうだよ、流石先生、偉いです❗」
ふとテーブルを見ると、人数分のランチがおいてあり、先生の字で「温めて食べなさい」とある。
僕達は優しい先生の配慮に感謝しながら、それを頂き、そぉ~と起こさないように、帰って行った。
翌日、授業の時間が始まっても先生は現れなかった。そうしているうちに警察が来て、昨日未明、先生が亡くなった事を知らせたのだ。 完
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先生が横になっていた時点で、(これは…おかしい?)となるかなと思ったのですけれど、それでは、物語が終わってしまうので、ラスト迄、引っ張った感じです(^_^)v
Have a nice day❗
いしいひさいち「ののちゃん」に藤原先生って、隠れて小説家を目指している国語の先生がいますが、
その藤原先生がこっそり書いてそうなタイプに近いかなと感じました。
小学校の先生の立場上、こういうラストは書きたくても書けないというジレンマを思うと笑えてきますね。
だけど高校教師や大学教授なら連続殺人ミステリとか時代劇でばたばた人斬りデビューはいいのか?深いですね。
ではでは。